『九月が永遠に続けば』 沼田まほかる
高校生の息子が突然失踪した!カバンも財布も持たずに、ゴミを出しにいっただけのはずなのに、そのまま戻ってこなかった。母親は、何が起きたのかよく分からないまま、息子の友人や前夫に連絡を取るのだが、手がかりになりそうなものが見つからない。
いつもそこにいるはずの人がいないということは、いなくなってみないと分からないものなのかな?そして、その人が普段どんなことをしているとか、考えているのかってことが、こういうきっかけでもないと分からないことだらけなんだな。
とにかく闇雲に手がかりを探していくうちに、今まで知らなかった事実をいろいろと知ることになるんだけど、それはとんでもないことだらけで、知らないでいられた方が幸せだったのかも?ということばかり。
この本の作者の沼田まほかるさんって56歳の女性で、これがデビュー作なんですって!すごいです。読んでいる間ずっと、「どうして?」っていう気持ちが湧いてきて、どんどん先を読みたくなってしまう不思議な力を感じました。
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ちょろいもさん☆
でこぽんさん☆
TBありがとうございます。
沼田さんの「56歳で新人賞」に勇気を頂いたような気がします。
そうか、いくつからでも新しいことを始めれば新人なんだ!ってね。
緊迫感のあるいい作品だと思います。
これからの活躍に期待したいですよね。
投稿: Roko | 2005年5月31日 (火) 08:20