『新解さんの謎』 赤瀬川原平
三省堂の「新明解国語辞典」略して「新解さん」は、他のものとはまったく違う味がある辞典なんです。たとえば、新解さんは「ものの数えかた」にもの凄くこだわっています。盲導犬が一頭、恐竜が一匹、あばら屋が一軒、ナパーム弾が一発。なんでそんなものまで数えるのかってものまで数えちゃいます。
じゃぁ「箱」について調べてみましょうか。「ひとまとめにして箱に入れ、数えるもの」なんてのがありまして。たばこ、マッチ、石鹸、ティッシュ、角砂糖、せんべい、ハム、梨、焼売、ようかん、バター、きんとん、黒豆、おこわ、確かにみんな一箱って数えます。
けどね、こんなに一生懸命に羅列する必要があるのか?って思いません?赤瀬川さんは「きんとんだ、黒豆だ、おこわだ、これほとんど内田百聞ですよ」なんて言ってます。ウマイ!座布団一枚あげてください。
国語辞典なんて、最近とんと開いてみたことないでしょ?うーん、一応持っているけど、学校出てから一度も開いてないなぁなんて人、かなりいると思うんですよ。たまには辞書を読書するってのも面白いカモよ?
新解さんを持っている人は、とりあえずこの本は読んでみてください。奥深い世界があなたを(たぶん)待っていますよ。
« 『あなたは絶対!守られている』 浅見帆帆子 | トップページ | 『真夜中の五分前 Side-A』 本多孝好 »
「ことば・コミュニケーション」カテゴリの記事
- 『世界はラテン語でできている』 ラテン語さん 25-275-3671(2025.10.04)
- 『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ』 北村浩子 25-128-3524(2025.05.11)
- 『ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞スピーチ 英文徹底解読』 畠山雄二 25-104-3500(2025.04.17)
- 『遺体と火葬のほんとうの話』 佐藤信顕 24-273-3299 (2024.09.24)
「日本の作家 あ行」カテゴリの記事
- 『うおつか流食べつくす!』 魚柄仁之助 25-338-3734(2025.12.06)
- 『さよならジャバウォック』 伊坂幸太郎 25-336-3732 (2025.12.04)
- 『記憶する体』 伊藤亜紗 25-328-3724(2025.11.26)
- 『同志少女よ、敵を撃て』 逢坂冬馬 25-340-3736(2025.12.08)
- 『ハンチバック』 市川沙央 25-325-3721(2025.11.23)




>新解さんは「ものの数えかた」にもの凄くこだわっています。
つい最近、バスケットボールはどう数えるの?と疑問を持ったばかりです。結局「1個」だと響きが好みじゃなく、「1つ」なんて使ってしまいました(笑)。参考になる記事でした。
投稿: bamse | 2005年6月 1日 (水) 08:34
bamsaさん☆コメントありがとうございます。
ウーン「1球」でもないし「1個」でもしっくりこないし、やっぱり「1つ」ですかね。(^^ゞ
シュートは「1本」、コートは「1面」、勝てば「1勝」、日本語は難しい!
投稿: Roko | 2005年6月 1日 (水) 22:18