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『青春の東京地図』 泉麻人

青春の東京地図
青春の東京地図
posted with amazlet on 05.06.06
泉 麻人
晶文社

 「住宅地図」というものを初めて手にしたのは10年ほど前のことだ。地図の専門店のコーナーで、手にとってめくってみると、屋号や家屋の表示はもちろん、畑地や森林、水路の形状などがかなり詳細に描かれていて、これはやはりなかなか面白い。(本文より抜粋)

 泉さん、ついに住宅地図に手を出しちゃいましたよ。あれはハマルんですよ。知っていると思っていた場所の地図を広げてみると、アレ?ってところがあったり、地図では畑になっているところが、実際にはビルが建っていたり、なかなか面白いものなんです。

 この本には、昔懐かしい手書きのマップがいくつも載っています。アンアンとかポパイとかの街特集でよくありましたよね。「原宿一人歩きマップ」とか「軽井沢攻略マップ」みたいな地図を片手に、知らない街へ行ってみたことありませんか?

 今でも観光地ではこういうマップを用意しているところが多いですよね。わたしは旅先でこういう地図を片手にブラブラ歩きするのが大好きなので、いろんな地図を持ってます。正確な地図よりも、イメージ優先のこういう地図の方が分かりやすかったりするんですよね。

 地図って、見てるだけでも楽しいですよね。あっ、こんなところに神社がある!とか、この道ずいぶん曲がってるんだななんて発見をしたり。行き止まりがあったり、踏切があったり、実際に行かなくても旅ができちゃったりします。

 今の地図だけじゃなく、昔の地図を見るのもいいものです。50年前、100年前の地図を見ると、まったく違う場所のようでビックリしちゃいます。地図1枚で時間旅行ができちゃうんですね。こういう旅も楽しいモンです。

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コメント

私も地図は大好き。そして泉さんも「師」と仰いでいます。自分が生まれたころの地図や物心ついたころの地図(私の年だと昭和30〜40年代)をもう一度みてみたいな、と思っています。
ときどき本屋さんで古地図を売っていたりするので、探したいな、と思っています。
以前泉さんが昭和50年代の青山あたりの地図を自分のコラムに載せていて、とても懐かしくみました。

ゆみりんこさん☆へ
昔の地図とか写真って、不思議な魅力がありますよね。
あの頃は、ここにこんなお店があったなぁとかって思い出したりね。
小学生の頃、首都高速を作るために、家を動かしているのを眺めたことがあるなぁ、なんてことを思い出したりするんです。

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