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『徹子と淀川おじさん 人生おもしろ談義』 黒柳徹子、淀川長治

 いい映画見て泣いたりすると、あーよかったなと思うとね、みんなを大事にしてあげたくなるのね。でね、反対に何も見ないで、本も読まないで、ただプンプンして怒って、月賦ばっかり勘定していると、だんだん顔が悪くなって人を憎むようになっていくの。だから人を愛するということは、いいものを見たり、いい感激をうけることですねぇ。(本文より抜粋)

 この文章を読んだだけでも、淀川さんの声が聞こえてくるようです。

 1日1回感動するとか嬉しいことがないと寝付けない。

 これまた凄い言葉です。無感動なんて言葉とは正反対!なんかいいことないかな?なんて思っているだけじゃいけませんね。淀川さんのように、いつも好奇心のアンテナを全開にしていなくっちゃ!

 日曜洋画劇場って、映画自体よりも淀川さんを見たくて、毎回見ていたような気がします。この人はどうして映画のことについてこんなに詳しいんだろうって、いつも感心していました。そして、どんなに変な映画であっても、どこか一ついいところを見つけて教えてくれる、凄い人だなぁって思ってました。

 淀川さんの映画評の基本が、誉めるってことでしたよね。あの女優の表情が良かったねぇとか、主人公が去っていくときの音楽が素敵だったねぇとか、とにかく誉める、誉める。いいところを一生懸命探して、悪いところは見なかったことにしちゃう。

 ラジオ洋画劇場っていうのもありましたね。映像なしで映画を説明して、それがとても面白かったんだから、それはもの凄い事だったんだと思います。子供の頃から映画が好きで、好きで、大好きだったからこそできたのでしょうね。

 「サヨナラのおじさん」にわたしもいろいろ教わりました。どういう映画がいい映画なのかということ。いい映画でなくてもそれなりに楽しめること。そして好きなことの為なら人生の他の部分を削ってでもやるべきだってこと。

 淀川長治さん、あなたはわたしの心の師匠です。

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コメント

一日一回の感動とうれしいこと、なんかしらあるのかもしれません。
今日からそれを寝る前に思い出して眠りにつくようにしてみようかな。
今日、うれしかったこと・・
う~~ん、とっても閑な一日だったけど一客目のお客様が2足まとめ買いをしてくださったことかな。(ほんとにこの時期既得なお方)

ゆみりんこさん☆今日も嬉しいことがあってよかった!
1日の内にいいことって絶対にありますよね。
最初のお客様が気前よく買ってくれたなんて、そりゃもう嬉しいですよね。
空が青いこと、今日も元気でいられること、感動することをずっと忘れずに行きましょうね。

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