『ツイてる!」 斎藤一人
自分に起きたことは100%自分の責任だと思うんです。50%ではありません。0%でもありません。100%です。(本文より抜粋)
何か悪いことがあると、それを誰かのセイにしてしまうってことありますよね。恋人にふられたら、その恋人が心変わりしたことが悪い(わたしはちっとも悪くない)とか。同期の誰かの方が昇進が早かったら、あいつはゴマスリだから(自分はそんなことはしないぞ)なんてね。
本当にそうなのかなぁ?付き合いだした頃より、かなり図々しくなったとか、相手の趣味にちっとも興味を持てないなんてことない?逆に相手に合わせすぎて疲れた顔してることないかな?自分の気が利かなさに、誰かがイライラしてることなかった?
何か問題が起きるって事は、自分に対する警報なんだよって考えられればいいんだけど、なかなかそうできないのは、なぜなのかな?自分の中にある「自分が悪いわけないじゃない」っていう気持ちが強いのかなぁ?「自分はいつも正しい」っていう思い込みに騙されちゃってるのかなぁ?
自分がどんなことをしでかしたのか、そして自分がどんなことを(やらなきゃいけないのに)やらなかったのか、そこいらへんをゆっくり考え直すってことが大事なんだろうなぁ。自分のことを一番分かっていないのが自分ってことが多いものね。
以前、友達と「やらなかった後悔」ってことについて語り合ったことがあるんだけど、これってみんなに考えてもらいたいテーマだと思ってる。「やっちゃった後悔」っていうのを反省するのは簡単だし、こういうのは時間が解決してくれることが多いんだよね。
ところが「やらなかった後悔」っていうのは、反省のしようがなくて、ただひたすら悔やむばっかりなんだよね。グチってのは、ほとんどがこれだと思うんだけど、これってどこまで行ってもケリが付かなくて、空しいなぁって思うんだ。
友達と出した結論は「やらなかった後悔」っていうのは、絶対に自分が100%悪いワケなんだから、これは自分で直すしかないよねってこと。「To be or not to be」という状況になったら、絶対に「To be」を選択しようねと誓い合ったんです。
「ツイてる」といった人が、ツイてる人間
一人さんの言葉どおり、ツイてると信じて何かをすればいいんですよね。そうすればきっとうまくいくんです!
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