『フィッシュ!』 スティーヴン・C.ランディン、ハリー・ポール、ジョン・クリステンセン
鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方
ジョン クリステンセン
Stephen C. Lundin Harry Paul
John Christensen
早川書房
シアトルの魚市場、パイク・プレイスはいつも活気に満ちている。そこで働く人達が一人残らず生き生きしているのは何故なのか?そこからストーリーが始まります。
仕事を選ぶとき、それが面白そうだから、という理由はいたって普通の考え方だ。
でも、実際に自分が配置される職場がそうかといえば、必ずしもそうでないのが世の常。
華やかなアパレル産業を夢見て入社したのに、実際の職場は倉庫の中だったり、出世して管理職ダァって喜んでいたら、実際は上からも下からも突かれる悲しい中間管理職だったり、何でこんなことに!とグチばっかりいっている人って、たくさんいますよね。
そうなってしまった原因を、会社が悪いとか、上司が悪いとか、誰かのせいにすることは簡単だけど、本当にそれだけなの?自分だけが被害者っていうのは、ホントかな?
自分がやっていることは意味のあることなんだと考えられなくなったら、それはとても悲しいことです。同じ事をするのに、その意味を理解して行動するかどうかってことがその分かれ道なんだろうけど、そこでやりがいを見出せるかどうかは、結局自分次第なんですよね。
面白い仕事があるかどうかじゃなく、その仕事を面白がれるかどうか?ってことが大事なんですよね。あなたは、自分の仕事を楽しんでますか?
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フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方
スティーブン・C・ランディン, ジョン クリステンセン, ハリー ポール (著),
相原 真理子 (翻訳)
最近読み直しました。やっぱりいいですね。
時間管理とは直接関係ないのですが、紹介してしまいます。
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» スティーブン・C.ランディン, ジョンクリステンセン, ハリーポール(相原真理子訳)『フィッシュ!』 [itchy1976の日記]
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今回は、スティーブン・C. ランディン, ジョン クリステンセン, ハリー ポール(相原真理子訳)『フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方』を紹介します。本書は、アメリカの [続きを読む]
itchy1976さん☆トラバありがとうございます。
「自分の仕事をする態度は、自分で決めることができる」ってこと、本当に忘れてしまいがちです。
いいときは自分のせい、悪いときは人のせいってことにしがちですものね。
本当は、悪いときも自分のせいってことを忘れないようにしなくっちゃね!
投稿: Roko | 2005年10月 5日 (水) 12:38