『うおつか流台所リハビリ術』 魚柄仁之助
神田駿河台のエコロジーショップ ガイアに仁ちゃんの本が揃っているっていう噂を聞きつけて行ってみたら、あるある、普通の本屋さんでもこんなに揃っているのは見たことがないくらい。(^^ゞ
この本のテーマはなんと、料理でボケを防止しましょう!ついでに身体も鍛えちゃいましょう!なんですよ。え~、そんなことできるの?ってちょっとでも思ったあなたはエライ!ぜひ、この本を読んで実践してみてちょうだい。
台所仕事は五感をフルに使う頭の体操である。(本文より抜粋)
たかが料理、されど料理でございます。冷蔵庫には何があったっけ?乾物は?缶詰は?和風?中華風?じゃぁ、何を買ってくればいい?どこで買えばいい?買い物をする前にこんなに考えることがあるんですよ。えっ、そんなこと考えてないって?だから冷蔵庫が大変なことに!
よくスピード料理とか、3分間クッキングとかってあるじゃないですか。あれはあれでいいんですけどね。仁ちゃん曰く、「老後はヒマなんていくらでもあるんだから、料理に時間を掛けなさい」っていうんですよ。ううむ、これぞスロー・フードの極みか!
たとえばね、だしの素を使うんじゃなくて、鰹節を削ってだしを取るとか。大根おろしはフードプロセッサーじゃなくて、おろし金でおろすとか。挽肉は自分で叩いてつくるとか。便利じゃない方法で料理することが、自分を鍛えることになるんだよっていうことなんです。
そして、観察力も大事だぞっていう意見にも賛成!ごはんを食べに行って、料理しているところが見えるようなお店なら、できるだけ料理人のそばに座って、その技を盗んじゃおう!さりげなく見える指先にとんでもないコツが潜んでる事もあるんだから、じっくり見なきゃね。
キオスクでも、町の八百屋さんでも、本屋さんでも、いろんなプロの技ってのがあるでしょ。そういうのを見逃さないようにと思って歩いていると、いろんな面白いものに出会えるのよね。そういう気持ちが楽しい人生につながっていくんじゃないのかな?
古道具やさんをやったり、お料理を作ったり、お酒を飲んだり、毎日楽しそうに生きている仁ちゃんのエッセンスが詰まった本でした。
仁ちゃんのこと良く知らないけど、面白そうだなぁと思ったら、こちらを覗いてみてね。
« 『ないもの、あります』 クラフト・エヴィング商會 | トップページ | 『音楽ライターが、書けなかった話』 神舘和典 »
「食物・喫茶・暮らし」カテゴリの記事
- 『世界史を変えた植物』 稲垣栄洋 26-131-3890 (2026.05.11)
- 『世の中で一番おいしいのはつまみ食いである』 平松洋子 26-66-3825(2026.03.08)
- 『決まり・ならわし 暮らしのルール!』 本木洋子 26-51-3810(2026.02.21)
- 『新編 日本の面影 Ⅰ』 ラフカディオ・ハーン 26-38-3797(2026.02.08)
- 『うおつか流食べつくす!』 魚柄仁之助 25-338-3734(2025.12.06)
「日本の作家 あ行」カテゴリの記事
- 『最後の皇帝と謎解きを』 犬丸幸平 26-228-3987(2026.08.15)
- 『狙われた国と地域⑩イラン』 稲葉茂勝 26-221-3980(2026.08.08)
- 『推し、燃ゆ』 宇佐見りん 26-215-3974(2026.08.02)
- 『14歳、字を書けない私が「書く」喜びを手にするまで』 朝野幸一 26-208-3967(2026.07.26)
« 『ないもの、あります』 クラフト・エヴィング商會 | トップページ | 『音楽ライターが、書けなかった話』 神舘和典 »




コメント