『ほめ道をゆく。』 フランソワーズ
フランソワーズさんは、とにかくほめることが上手。どんなものにだって必ずいいところがあるんだよっていうスタンスって気持ち良いなぁ!マツケンだって、食べ物だって、近眼だって、とにかくほめちゃう。近眼をほめるなんて、普通は考えられないでしょ、でもほめちゃう。その理由も、なぁるほどと素直に納得できちゃうところがステキです。
フランソワーズさんは、本当は日本人で、もちろん本名は日本の名前なんだけど、「わたしはフランソワーズなの!」と思うことで違う自分が現れてくるとしたら、それはとっても楽しいこと。最初は理想像であったとしても、名乗り続けているうちに、段々とそうなっていくってことがあるんじゃないかな?
いろんなものをほめるっていうことで一番大事なのは、自分自身をほめるってことなのじゃないかな?
誰だって自分のことを好きなのに、その割には自分のことってほめてないでしょ?
「あれぇ、また太っちゃった」とか、「どうも根気がないのよね」なんて自分を責めてばっかりいません?反省することも大事だけど、どうせなら自分をほめる方へ持っていった方が良いんだよね。
「ごはんがこんなにおいしいってことは、わたしって健康なのね」とか「新しいものを見つけるアンテナが発達してるのよ」って自分をほめちゃいましょうよ。その方が絶対に健康的だと思うの。
ついでに周りの人もほめちゃいましょ!「こんなわたしを好きになってくれた彼っていい人だなぁ」とか、「毎日違うおかずを作ってくれるお母さんは偉いなぁ」とか、オヤジギャグ連発の上司だって、「おちゃめなオヤジ」って思えれば微笑ましいじゃない。とにかく皆をほめちぎっちゃいましょう!
この本を読んでいるうちに、頭の中がフランソワーズさんモードになってきちゃって、とっても楽しくなってきました。
そうか、ほめるって楽しいことなのね!人や物をほめているうちに、自分がほめられているような気持ちになって、なんだか幸せになってくるのねぇ。
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なるほど。人やものをほめているうちに自分がほめられているような気持ちになるというのは、今の自分に必要かと少し思いました。
けっこう斜め45度から物事を見るのが習慣になりつつあるので、角度をせめて25度にして見てみようと思います。
0度でなくてあいすみません。
投稿: takam16 | 2005年10月24日 (月) 21:57
takam16さん☆コメントありがとうございます。
25度ってビミョーな角度ですねぇ。
でも45度よりは、やや進歩かな?
20度分優しくなれたのかもよ。
投稿: Roko | 2005年10月24日 (月) 22:33