『スローワーク、はじめました。』 谷田俊太郎、宮沢豪
表紙の黄色いミニクーパーのバン、雑貨屋さんなんですよ。カワイイでしょ!こういうお店があったら、思わず覗いちゃいますよね。
この本には、いろんな仕事を始めた人たちが登場します。ラーメン屋、カフェ、古道具屋、ケーキ屋、古着屋、業種的には珍しくないけれど、お店を作る姿勢が面白いんですよ。とにかく自分の好みが前に出てるっていう所が全てのオーナーの共通点かな。
そして、珍しい職種の人も何人か登場します。わたしが一番ビックリしたのは「個人の自動車教習所」っていう職業があるっていうことです。教習所よりも低コストで習うことが出来るんですって、こういう風に知られていないけど役立つ職業って、他にもたくさんあるんでしょうね。
おむすびカフェとか、週末だけ古着屋、移動パン屋なんていう風に、これまで存在していた業種にちょっとしたアイデアをプラスした仕事って、なかなか魅力的ですね。
大きな会社の中で働くよりも、収入は少なくなっても自分らしい仕事をやろうっていう人がこれからは増えてくるんでしょうね。
スローワークという言葉も、スローフードと同じように世の中に広がっていくといいなぁ!
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ワークともフードとも違いますが、
「読書」も十分スローのテーマにぴったりの行為。
しばらくここのブログでスローを楽しむとしよう。
(コーヒーを飲みながら)
投稿: takam16 | 2005年11月29日 (火) 14:25
takam16さん☆たしかに読書もスロー・ライフですねぇ。
明るいカフェで本を読む幸せってのもあるし。
焦げ茶色の喫茶店でコーヒーの香りに浸りながらページをめくるってのもこれまたいいしね。
どうぞ、ごゆるるりと。
投稿: Roko | 2005年11月29日 (火) 23:32