『お客さまがまた来たくなる ブーメランの法則』 ファーガル・クイン
この本を書いたのは、アイルランドのスーパーマーケット・チェーンの社長さんです。この社長さんがすばらしいのは、役員の為の役員室とか、会議の為の会議室なんてものはいらない!それよりも、店頭に立ってお客様の声を聞くことこそが一番大事なんだ!ことを実践しているってことなんです。
何店も支店があるので、普通の社長さんだったら打ち合わせだけして帰ってきちゃいそうなところですけど、この社長さんは違います。レジの横に立って、お客様が買った商品を袋詰めしながら、お客様と話をするのが楽しみだって言うんです。こんな社長さん見たことありますか?
スーパーの食料品売り場のサラダバーを始めて取り入れたのがこのお店なんだそうです。それから、ソーセージを店内で作ったり(もちろんお客様から見えるところで)、いろんなチャレンジをしているんです。
普通のスーパーだと、持ち帰るときの袋詰めもセルフサービスですよね。このスーパーでは、とてもお客様の声を大事にしていて、「袋詰めもやってもしい」とか、「ビニール袋ではなく、ダンボールに入れて」などの意見を取り入れてます。こういうサービスって、店側からは気がつかないものですよね。
それと、会社の偉い人がお店に来たときに、お客様を差し置いてVIP待遇してしまってはいけないなんていう、当たり前なのに当事者は気がつかないことを実践しているんです。社長さん御一行が店内をのし歩いてるなんていうのは、確かに嫌なもんですよね。そんなお店にはもう行きたくないなんて思う人も多いハズ、でも案外気がつかずにやってるんですよね。
「いつもお客様の目線で、お客様の立場で」って口で言うのは簡単ですけど、実践するのは難しいんですよね。ついつい自分勝手な解釈をして、自分に都合がいい行動をしてしまうものです。
これって一個人でもありますよね。「相手の為」なんて言いながら、結局自分の都合のいい方にしちゃってることって多いです。(^^ゞ
客商売をしている人はもちろん、そうでない人にもきっと役に立つ本だと、思いっきりお薦めできる本です。
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書店時代にレジ接客中に電話がかかってきて、接客中だから出れなかったのに
その電話が社長で
「オレを誰だと思っている!!」
なんてキレられたことを思い出しましたよ。
僕は適当にあしらったらそれが不愉快だったらしく、
しばらく相手にしてもらえませんでした。
プライドの塊だな、シャチョーという肩書きは、ほほほ。
Rokoどのもなかなか読書意欲が旺盛ですばらしい。
アメブロ側のRokoどのの食べ物のブログにはなかなかコメント出せないのですけどねぇ
(あれはRokoどのですよね、間違ってないですよね、僕。間違ってたら先に謝っておきます。すみません。)
投稿: takam16 | 2005年12月 3日 (土) 12:17
takam16さん☆
アメブロのB級グルメもわたしです。ご来店ありがとうございます。m(__)m
本当にエライ人ってのは威張ったりせんもんです。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ってのが正しい姿だと思うんだけど、美しくない人が多くてねぇ。(^^ゞ
投稿: Roko | 2005年12月 3日 (土) 13:15