『心はなぜ腰痛を選ぶのか』 J.E.サノー
先日読んだ 腰痛は<怒り>である で紹介されていた、TMS(緊張性筋炎症候群)を発見したサーノ博士の著書を読んでみました。
腰痛といえば、椎間板ヘルニアとか、座骨神経痛とか、背骨や腰骨のズレが問題であるとか、様々な理由が挙げられ、これまた様々な治療法があるのですが、これといった決定打がないんですよね。
そして、日本人に特に多いと言われる肩こりっていうのも、悩んでいる人が多い割には決定的な治療方法がありません。それって、何故なんでしょう?
サーノ博士は、最初は左の腰が痛かったとして、そこが直ったら右の腰へ、それも良くなったら肩へというように、症状がどんどん移動していくのなら、それは身体ではなく心理的に痛みが発生しているとしか考えようがないと言うんです。
何か無意識下に問題があって、それを隠すために身体のどこかが痛くなるんです。そして、特に痛くなりやすい場所が腰と肩だというのです。
脳の戦略を阻止するには、この最初の認識が不可欠である。脳は、注意をしっかり身体に引きつけたままにして、無意識下の恐ろしい感情に気づかれたくないのだ。
心は無意識下の憤怒が意識上に浮上するのをひどく恐れている。
tmsの症状は腰痛や肩こりだけではありません。むち打ち症や、アトピー症、高血圧症なども、tmsが原因となっていることが多々あるというんです。
自分の心の中にある憤怒が何であるのか分からなくても構いません。とにかく、痛みの原因は脳が勝手に作り出しているということを理解できれば、痛みは退散してくれるのです。
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