ブックリレーション
ブックリレーションということばを、今日はじめて知りました。
常葉学園大学講師の村上淳子が、幼稚園児、小学生の子供たちが本好きになるようにと考案した読書指導方法。村上は同学園付属の幼稚園、小中学校で実践指導を行って、成果をあげている。
その読書指導法は、新入園児、新1年生を対象に教師が繰り返し「読み聞かせ」を行い、本を読むことの楽しさが理解されたころ、子供のほしがる本を「マイブック」として学校からプレゼントする。そうすると、子供たちは先生からもらった本を繰り返し読むようになるのだという。さらに読書の幅を広げるために、生徒同士の本の貸し借りを奨励するなど、その後の継続指導も欠かさない。
これによって学校図書館の借り出し件数が増え、児童の読書量も増えた。さらには生徒たちのことば遣いまでよくなったという報告もある。村上はこれを家庭にも応用してほしいと語っている。
幼少時には絵本などを読み聞かせ、物心がついてからは本を買い与えて読書を奨励する。親自身が読書する姿を子供に見せ続けることも大切である。(Yahoo辞書 新語探検 より)
子供に向かって本を読みなさいと一方的に命令するのではなく、その楽しさを体験させて、自発的に本が好きになるように向かわせるって、素晴らしい方法ですね。
これって、大人にも応用できないでしょうか?
大人にだって「読み聞かせ」って効果的だと思います。字を読むってことが面倒くさいだけって人も多いはずです。誰かに読んでもらえば、聞くこと自体は楽しいと思う人がかなりいると思うんだけど。
NHKのAMラジオで「わたしの本棚」という朗読の時間があります。学生の頃には夏休みや冬休みによく聞きました。NHKのアナウンサーや、有名な俳優の方が本を読んでくれる、とっても耳心地のよい番組です。
ここで聞いた本が面白くって本屋さんに走ったこともありました。この番組は午前11時台なので、外で働いている人には聞けない時間なのが残念です。
こういう番組をゴールデンタイムとはいわないまでにも、夜10時頃なんかにやってくれたらいいのになぁって思います。
さらに、時間を気にせずに聞くことができるポッド・キャスティングで、いろんな作品を聞くことができるようになったら、素敵なのになぁ!
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子供たちを「本好き」にしたいって思ってるんです。
日々、絵本の読み聞かせをしてるのですが、男の子だし読むのが面倒な日もあって「意味があるのか?」と思ってました。だけど、何もしないよりいいかもしれないですね。
なんだかいい事きいてしまった。ありがとうございます。
投稿: なな | 2006年1月26日 (木) 21:07
ななさん☆コメントありがとうございます
いいなぁ、お母さんに本を読んで貰える子供って幸せ。
そして何より大事なのは、本を読んでいるお母さんの姿。
大丈夫、本好きのななさんの背中を見て育ったら、絶対に本好きになりますって!
投稿: Roko | 2006年1月26日 (木) 21:25