『入門バクロ経済学』 金子勝、テリー伊藤
(ペイオフとは)「切り捨てる」んじゃなくて「支払います」という意味の制度なわけですね。
そうです。それを日本の主流派経済学者達は完全に勘違いして「破綻した銀行の預金者を切り捨てる制度」として宣伝し、強行した。悪質なデマです。(本文より抜粋)
それじゃ、日本の経済学者って何にも分かってないってことじゃないですか!
それをマトモに信じちゃったら馬鹿を見るってことよね。
経済学者は、野球の経験のない野球評論家?
そこまで言うか!でもそう考えると分かりやすいんですよね、なぁんだシロートが訳も分からずに「危ない」とか「これがいい」とかって言ってるだけなんじゃない。
専門家ですと名乗っていても、全然分かっていなかったり、分かっていてもウソをついたり(どっかの建築屋さんみたいに)するもんなぁ、最終的には自分で判断するしかないんだよね。
経済学者の金子さんとテリーさんの会話で進む本なのですが、銀行なんて嫌いだって言い切ってしまうテリーさんの方が、よっぽど経済についてよく分かっているような気がします。つまらない理論より、実践とカンの方が正しいってことなのかな?
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