『歩くとなぜいいか?』 大島清
体から脳に行く刺激の中で最大のものは足の大腿筋であり、二番目が咬筋だ。~中略~ だから歩けば歩くほど、よく噛めば噛むほど人間は元気になる。(本文より抜粋)
歩くってことは脳のために良いことなんだって知ると、ますます歩きたくなってきますよね。気持ちよく歩いて、美味しく食事をする、これが元気の素だっていうのは、とっても大事なことだと思います。
そこまでお散歩しようなんて思っていて、気が付いたら1時間も歩いていたなんてことがしょっちゅうあるわたしですが、こういうお墨付きをもらっちゃうと、益々歩きたくなって来ました。
アイデアをまとめるためには歩くといいということも良く聞きます。歩くと血流が良くなって、頭に血が沢山流れるようになるってことなんですね。じっと座って悩んでなんかいないで、外へ出て散歩した方がいいわけだ!
外に出て景色を見るってことも気分転換になるから、それもまた、脳にいい刺激が与えられるんでしょうね。公園を歩くと、この季節でも椿やスミレが咲いてます。その花の色に目を留めたり、香りを楽しんだりするのも楽しいし、小鳥のさえずりを聞くのも、空の雲が流れるのを見るのも、みんな楽しいですよね。
商店街を歩けば、焼鳥屋さんのけむりや、パン屋さんのにおい、果物の鮮やかな色や形、季節によって変わる魚の姿やにおい、パチンコやさんの音、出前のバイクの音、いろんな人の話し声、そういうものがどんどん五感を刺激してきます。
そういう刺激を受けることによって、自分も生きてるんだなぁって改めて感じることがあります。つまらないことで悩んでいた自分がバカバカしくなってきて、思わず笑っちゃったりすることもあります。歩いているうちに、悩みなんてどこかへ行っちゃうみたいです。
会社の帰りに1駅歩こうっていう程度の軽いノリでいいんです。いつもと違う道を歩いてみると、いろんな発見があって楽しいですよ。いつも使っている最寄りの駅だって、駅の反対側へ行ってみると知らないことがいっぱい待ってます。歩くって、冒険の第一歩かもしれないなぁ。
« 『近くへ行きたい』 唐沢俊一 | トップページ | 『東京タワーが建ったころ』 岩永辰尾 »
「心・脳・身体」カテゴリの記事
- 『私の身体を生きる』 24-369-3395(2024.12.29)
- 『崑ちゃん・鎌田式老化のスピードを緩める最強の習慣!』 鎌田實×大村崑 25-4-3400(2025.01.05)
- 『すごい音楽脳』 宮崎敦子 24-342-3368(2024.12.02)
- 『麒麟模様の馬を見た 目覚めは瞬間の幻視から』 三橋昭、小野賢二郎 24-335-3361 (2024.11.25)
- 『あなたが独りで倒れて困ること30』 太田垣章子 24-333-3359(2024.11.23)
Rokoさんこんばんは。
歩く事って、とても大事!
健康は、もちろんだけれど、ちょっと足を伸ばしてみれば、
電車やバスの速度では見えなかったものが沢山見えてくる。
読めなかった文字が、歩きだと確認出来る。
楽しい世界が見えてきます。
今年は、Rokoさんとどこかのイベントで一緒になれたらいいなぁ。
投稿: brownsugar | 2006年1月24日 (火) 23:59
brownsugarさん☆お加減いかがですか?
体の具合が悪いなんていいながら、あっちこっち歩いてますねぇ。
大丈夫ですか?
わたしは街歩き専門だけど、たまには山もいいなぁ。
そう、どこかでご一緒に歩きたいモンです。どこにしましょうか?
投稿: Roko | 2006年1月25日 (水) 09:11