『東京遊歩東京乱歩』 磯田和一
東京の町を知らない人は平坦な町だと思っているかもしれないけれど、坂道があり、階段があり、橋があり、上ったり下ったりがかなり多いのです。
古い建物を眺め、新しい建物に押しつぶされそうになりながらも頑張っているその姿にいとおしさを感じたり、懐かしさを感じたり、しまいには「ガンバレ!」なんて声をかけたくなったり。
子供のころ、電車賃やバス代を浮かす為によく歩いた。そのお金でアイスを買って食べたりしたことを思い出す。著者の磯田さんも同じようなことをしたらしい。
今でも同じようなことをしてしまう。何駅分かを歩いて、コーヒーを一杯。また歩いて、また休む。どこかへいくことが目的ではなく、歩くことが目的なのが散歩なのだから、どこを歩こうと、どこで休もうと、そんなことは構わない。
いつもの町も、知らない町も、歩いていれば何かが見つかる。まるで何かに呼ばれたような出会いもあるし。だからわたしは歩く。いつでも、どこでも、旅は続く。
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Rokoさんこんばんは。
この本って、色々とためになってとても面白い!
もし自分も絵が上手ければ、スケッチをしながら色々と沢山の街を歩いてみたいなぁ。
昔の文学を読んでいると、必ずと言って良いほど、街歩きをしたくなりますね。
先日病院の帰りに、神保町に出て明治の文学書を沢山買ってきました。
来週も神保町に出る予定です。
本の散策と美味しいものの散策!
行ってこようかな?
投稿: brownsugar | 2006年1月28日 (土) 19:22
brownsugarさん☆明治の文学って、どんなものを読むんですか?
神田界隈には古いものが沢山あって楽しいですよね。
「吾輩は猫である」碑なんて見たことありますか?錦華公園にあるんですよ。
ニコライ堂や文化学園へ行くと異国情緒が味わえるのもいいし。
何たって、美味しいものが沢山あるのが一番かな!
投稿: Roko | 2006年1月28日 (土) 20:14
散歩をしながら好きなタイプのカフェあるいは古い喫茶店に入るのがすきです。
どっちが目的だかわからなくなることもあり・・。
とにかく歩くと建物が気になる。そして珍しい建物を発見したりするのですよね。自動車の窓や電車の窓からじゃわからない発見があるんですよね。
投稿: ゆみりんこ | 2006年1月28日 (土) 23:25
ゆみりんこさん☆散歩っていいですよね
いつも歩いている道なのに「あれっ?」ってこと良くありますよね。
だから散歩は止められない!
投稿: Roko | 2006年1月29日 (日) 09:00