『9日間で自分が変わるフォトセラピー』 石原真澄
フォトセラピーとは、日本語で言えば「写真療法」。写真を撮ること、見ることで、自分自身を癒し回復していくセラピーです。(本文より抜粋)
自己表現というと、絵を描くとか、文章を書くとかっていうことを思いつきますけど、「技術がないから」という思い込みで手を付けず終いになりがちですよね。
写真だったら、シャッターさえ押せれば誰でも撮れちゃいますから、最初のハードルを低く感じるんじゃないかな?
カメラを持つと、自然と「自分が気になるもの」「自分が興味を持つもの」を探してしまいますよね。
道端の花に興味を持つ人、空の雲を見上げるのが好きな人、街の看板が好きな人、人間に興味を持つ人、犬が好きな人。それぞれ興味も違うし、感じ方も違うから、同じ写真は絶対に撮れません。
ピンボケだぁ!って思った写真が案外良かったり、何でこんなもの撮ったんだろう?って思うものがあったり、意外性があるのも写真の面白さかもしれません。
わたしは最近必ずデジカメを持って歩いています。何か気になったもの、面白いものに出会ったら写真を撮っているんですけど、割と構図を気にしちゃうんです。
この本の中で語られている「心象風景を映す」というのに、とても興味を持ちました。ピンホールカメラやトイカメラを使ったり、セルフタイマーを使ったりして映してみるのってとっても面白そう!
デジカメであっても、ファインダーを見ないで写真を写すといいんですって!「そこに映し出されるのは、偶然ではない」ということに、とても心惹かれてしまいました。
写真を撮るだけで自分が変われるなんて、今まで考えたこともありませんでした。
毎日1枚ずつ、心象風景を撮ってみようと思います。
どんな写真が撮れるのか、それがとっても楽しみです。
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