『スポーツを「読む」』 重松清
スポーツって自分でやるのも楽しいけど、観戦するのも楽しいし、それが文章になったのを読むのも楽しい。
さっきまで生中継を観てたから、結果なんて分かりきっているのにスポーツニュースをハシゴしている人って多いでしょ。おまけに次の日にスポーツ新聞で更に反芻している人って沢山いるでしょ?スポーツ好きな人って多いんだなぁ!
自分の贔屓の人やチームが勝ったから楽しい!それはモチロン。負けたって楽しい!それがスポーツの醍醐味だもの。
スポーツ記事を読むと、もちろん事実の記述が中心であるのは間違いないのだけど、それを書いた人の視線が気になることがある。「えっ、そんなことがあったの?」とか、「へぇ、そう感じたんだ!」なんてね。
そんな素晴らしい気付きを提供してくれるライターに出会ったとき、それは堪らなく嬉しいんだなぁ。スポーツを本当に愛していて、真剣に、冷静に、そして情熱的に書かれた文章を読むとき、その興奮もまた、スポーツなんだなぁ!
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スポーツを「読む」―記憶に残るノンフィクション文章読本
重松 清
スポーツには、熱く読むという興奮もある!
スポーツライターといわれ、誰を思い浮かべるか。山際淳司、沢木耕太郎、金子達仁、それとも小松成美? 作家・重松清は彼らはもちろん、村上春樹をも、三島由紀夫をも、同じ呼吸で熱く語る!
有名どころも多いので、読んだ本も多いんだけど、
取り上げられいる本をどれも読みたくなりました。
ライター達の書き方の違いや特徴も、分かりやすく説明してあるので、
とても面白く、興味深かったです。
... [続きを読む]
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