『「おまけ」の博物誌』 北原照久
チョコエッグなどの食玩が今はたくさんありますけど、やっぱりオマケといえば「グリコのオマケ」ですよね!
子供の頃、ジャンケンをしてパーで勝ったら「パイナツプル」、チョキで勝ったら「チョキチョキばさみ」グーで勝ったら「グリコのオマケ」といいながら、言葉の数だけ歩けるという遊びをよくしてました。
ウチの近所の子供たちもやってます。遊びがちゃんと伝承されているのは嬉しいものですねぇ。(笑)
わたしが子供の頃に好きだったオマケは、マーブルチョコレートに入っていたアトムのシールと、ディズニー・キャラメルに入っていた角度によって絵が変わる少し厚みのあるシール、ダンボとか白雪姫とか、いろんな絵があって楽しかったことを覚えています。
食品メーカーはおまけ付き食品をたくさん出してます。ふりかけ、お菓子、菓子パン、飲物、ソーセージ、ガム、etc...
子供の頃は少ないお小遣いの中で悩みながら買ったものですが、最近は大人買いが増えてますね。オマケの魅力はやっぱり強力!
この本の中で紹介されていた「雑誌の付録」もステキですね。あんなに精巧なものを紙だけで作れるのか!とビックリしてしまうようなものが、戦前にあったということにビックリです!
少年雑誌の戦艦の模型をクラス全員で作りましたという投稿に、とても幸せな気持になりました。
たかがオマケ、されどオマケ。
オマケという小さな幸せは子供の頃の気持を呼びさましてくれるのかも?
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