『王様の速読術』 斉藤英治
「本は読みたいんだけどさぁ、時間がなくって」という話を良く聞きます。読書に限らず、「忙しくって、勉強するヒマもないよ」なんていう話も良く聞きます。
でも、それって本当なのかなぁ?
王様は当然忙しいです。王様にはケライがたくさんいますから一人一人の話を聞くだけでも大変!だから一人あたりの時間はちょっとずつしか取れません。短い時間に集中して情報を集めるという技術は、王様にとってとても重要なことなんです。
王様は本もちゃんと読んでいます。何故って?本は優秀なケライだからです。でも王様は忙しいですからルールを決めています。1冊30分、これって短すぎるってビックリしている場合じゃないんです。忙しくて時間がないのなら、短時間でサクサクっといけばいいんだってことですよ。
「急ぎの仕事は忙しい人に頼め」って昔から言いますけど、時間をうまく使える人は何をやっても早いってことなのでしょう。
どの位読めるかは、最初の内は気にしなくっていいんです。まずは30分で読むんだというルールを自分の中で確立すること。30分の中で最大限の効果を上げるのにはどうすればいいのか?ということを考えればいいんですよ。
面白そうだなと思ったら、とりあえずこの本を開いてみてください。王様が秘伝を伝授してくれますよ!
« Gilo de Italia (ジロ・デ・イタリア) | トップページ | 映画 「ダ・ヴィンチ・コード」 »
「本・書店・読書」カテゴリの記事
- 『ビブリア古書堂の事件手帖Ⅱ 扉子さんと空白の時』 三上延 207(2022.08.02)
- 『読む薬 読書こそ万能薬』 五十嵐良雄 日本読書療法学会 監修(2022.07.25)
- 『東京の古本屋』 橋本倫史(2022.05.22)
- 『読書のチカラ』 斉藤孝(2022.05.08)
- 『ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常』 三上延(2022.03.19)
コメント