『ダメな自分を救う本』 石井裕之
今朝、五臓六腑 さんのサイトを覗いたら、この本のレビューが出ていました。「アっ!」と思うものがあったので、この本を読んだときのノートを開き直してみました。
この本を読んだのは3月24日、それから1ヶ月半経っているのですが、ノートに書かれていることを見直してみると、かなり忘れてる(^^ゞ
復習することって大事なんですね。
人間誰しも夢や希望があります。お金を稼ぎたい、キレイになりたい、モテたい、頭が良くなりたい、etc...
でも、それを実現できるのは全体の数パーセントだといいます。
結局実現できなくて「自分ってダメなやつ」だと思いこんでしまっている人の方が世の中には多いんじゃないかな?
「性格はいいけど、勉強はダメなの」とか「仕事はできるけど、ダイエットは挫折しっぱなし」「オイシイもののためならどこまでも行けるけど、女の子を口説くのは苦手」なんて具合に、自分の中にいる「ダメなやつ」にため息を付きっぱなしじゃありませんか?
「ダメな自分」を語るのが趣味みたいな人っているけれど、あれって危険ですよね。
自分がいかにダメかってことを自分に言い聞かせちゃってるんだってことに気づいていないんだろうなぁ。
「そんなことないよ」と言っても、聞く耳もたずな人には参ってしまうことがあります。
わたしも「ダメだぁ!」と思って落ち込むことがあります。
どうしていいのか分からないことが沢山あります。
人によっては「一晩寝れば忘れるよ」って言うけれど、わたしの場合はそう簡単には忘れませんねぇ。
勉強したことはすぐ忘れるのに、そういうことは忘れないんだなぁ!(^^ゞ
でも、すべては時間が解決してくれるんですね。1年経ってもまだ落ち込んでしまう事ってのはありません。
この本の中で著者が協調しているのが、「ただ夢や希望だけを持っていたってしょうがない」ということなんです。「何でもイイからやってみること」こそが大事なのだと言うんです。
スポーツをたとえに出すと分かりやすいと思うのですが、「サッカーがうまくなりたい」とか「泳げるようになりたい」と思って、どんなに素晴らしい教則本を読んだり、ビデオを見たりしても、それだけじゃだめでしょ!
ボールを蹴ったり、プールでバタ足をしたり、走り込みをしたり、腹筋を鍛えたり、実際に身体を動かさなくっちゃ上達しませんよね。ある程度のレベルに達すれば本もビデオも役に立つけど、最初の一歩は実際にやってみるしかない!ってことなんですよ。
「できるかできないか」なんて考える必要はないんです。考えたって分からないんだから。実際にやってみて、初めて分かるものなんですもの。考えている時間の方がもったいないです。
実際にやってみると、想像していたのとは全く違うことってよくあります。付き合うまでに想像していたあの人と、付き合ってみてからのあの人が別人のようだったって事、よくあるでしょ!
三日坊主だっていいんです。三日しか続かなかったって事は、それは自分に向いてないって事が分かったんですもの。別のものにチャレンジすればいいんです。
「失敗するのが怖い」と思うのは自然なことです。
何もしなければ失敗することはありません。
それでいいんですか?
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Rokoさん
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誠にありがとうございます。
ほんとやってみるしかないんですよね。
やらないとなにも動かない。
改めてそのことを気づかせてくれた一冊でした。
これからもよろしくお願いいたしますぅ。
投稿: 5zo | 2006年5月 7日 (日) 22:31