『雑草で元気になる本』 小崎順子
陽気があたたかくなり、最近のように雨がたくさん降ると、道端の草もどんどん伸びてきますね。いろんな種類があるけれど、その名前なんてちっとも気にしてませでした。知ってるのはタンポポとシロツメクサくらいかな?それ以外はみんな雑草と呼んでしまっていたけど、それぞれちゃんと名前があるんですよね。
著者の小崎さんは「最近ガーデニングが流行っているけれど、道端の花の名前も知らない人に『わたしはお植物が好きで』と言われてもねぇ」とおっしゃっています。そうですよねぇ、お店で売っているものだけがすべてじゃないですもの!
土手でツクシやヨモギを摘むとか、シロツメクサで冠を作るとか、草笛を吹くとか、この頃はちっとも見かけなくなってしまいました。
雑草を食べるというと、何だか特別のことのようですけど、決してそんなことはないんですよ。ヨモギで草餅を作るとか、ユキノシタの葉っぱをテンプラにするとか、そういうことを忘れちゃっていただけです。
野菜はお店で買う物と、いつの間にか思い込んでいたんですねぇ!スミレやタンポポの葉っぱも食べられるというのは、すごい発見です!さっそく試食してみたのですが、特にクセもなくて美味しかったです。
このところ手入れをサボっていた家の庭にスミレとドクダミが大量発生していたので、さっそく収穫しました。スミレはサラダに、ドクダミは乾燥させてお茶にする予定です。
« 『腰痛は<怒り>である CD付』 長谷川淳史 | トップページ | フライハイト通信 創刊号 »
「食物・喫茶・暮らし」カテゴリの記事
- 『手ぶらで生きる。』 ミニマリストしぶ(2021.04.10)
- 『あるノルウェーの大工の日記』 オーレ・トシュテンセン(2020.12.04)
- 『作家の珈琲』(2020.06.19)
- 『「ユニクロは3枚重ねるとおしゃれ」の法則』 伊藤真知(2019.09.14)
- 『マイバッグ -3つのバッグで軽く美しく生きる-』 ドミニック・ローホー(2019.09.09)
「日本の作家 あ行」カテゴリの記事
- 『陰翳礼讃』 谷崎潤一郎 大川裕弘(2021.03.28)
- 『御社のチャラ男』 絲山秋子(2021.02.23)
- 『妙な話』 芥川龍之介(2021.02.13)
- 『コルビュジエさんのつくりたかった美術館』 五十川藍子 金子ともこ(2021.02.09)
- 『食っちゃ寝て書いて』小野寺史宜(2021.02.08)
コメント