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『心配するな、なんとかなる』 無能唱元

 不登校の子供たちが増えています。それについて悩んでいる親も増えています。でも、どうしていいのか分からない人が大多数なのです。

 何故学校へ行きたくないのでしょう?勉強が嫌いだから?クラスメートや先生に嫌な人がいるから?子供たちが嫌がっている理由は様々ですが、本当の問題は実は別にあるような気がします。

 昔の子供たちは、嫌な理由があっても学校へ行きました。仕事をしてお金を稼げるようになるためには、学校をちゃんと卒業しなければならなかったからです。貧しかった時代の子供たちには、嫌でも学校へ行く理由が見出せたのです。

 でも、今は違います。仕事をしないで家でブラブラしていたって、食うに困ることはありません。親の小言さえ我慢していれば、自分の部屋もあるし、食事も確保されているのだから、無理矢理学校へ行く必要はないんです。そんな子供たちに「ちゃんと学校へ行きなさい!」と言ってみても、説得力はありません。

 ほとんどの人が、学校へ行くのは当たり前だと思っています。学校へ行かないでブラブラしていると、やがてはショウモナイ人、ダメな人になってしまうのだと思い込んでいます。だから「学校へ行きなさい!」とヒステリックに怒るんですよね。

 学校へ行かないと、本当にそうなるのでしょうか?

 そんなことはありません。学校へ行かなくったって学習する場は沢山あります。

 独学で勉強するという手もあるし、スゴイ人に弟子入りするという手もあります。学校というワクが嫌いなだけなら、通信教育、家庭教師、コーチ、etc...に教わることもできるし。

 だから大事なことは、「心配するな、なんとかなる」ってことなんです。
 まずは、自分が常識だと思っていることを切り捨てる(あきらめる)こと、それに尽きるようです。

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コメント

このテーマは難しいですねぇ。見方によって全然変わってしまう。本は読んでませんが・・・

>昔の子供たちは、嫌な理由があっても学校へ行きました。

~限りなく50歳に近い自分の記憶~
これは家にいるよりも、まだ学校の方が楽しかったからだったように思う。給食はあったし。
今は自分の部屋があって、テレビもマンガもゲームもやりたい放題。結局、どっちが楽しいか、ということだと思う。

~「学校へ行きなさい!」~
子供に指示する場合は、具体的にしてあげるべきだと思う。意味の無い命令は混乱を招くばかり。

ただ究極は、「ご飯が食えるか」という衣食住の問題だから、「飯を食うために何が必要か?」だけを教えればいいと思うんですけどねぇ。

と、勝手なコメントで申し訳ありませんでしたm(__)m

juzjiさん☆こんばんは
>家にいるよりも、まだ学校の方が楽しかった
そうですよねぇ、学校へは遊びにいってたようなものでした。
給食も楽しみでしたねぇ。(#^.^#)
今は豊かですからねぇ、外に楽しみを見出す必要がないのかもしれません。
それと、ある程度の歳になっても家から追い出さない親の方にも問題を感じちゃいますけどね。

やっぱり豊かなのだな、と思います。
私自身、貧乏暮らしはしていませんが、やっぱり学校に行く、そして卒業したら就職して働くというのは
あたりまえのことだと思っていました。

「そんなことは当たり前でしょ」っていうことを親がきちんと言ってあげることも必要なのではないでしょうか。

ゆみりんこさん☆親の態度って大事ですよね。
わたしの実家は自営業だったから、親が働く姿を毎日見ていました。
だから大人は働くものだって、何の疑いも持っていませんでした。
サラリーマンの家だと、そういう刷り込みが無いんじゃないかな?
親の働く姿を見せるということが必要なんじゃないかなって思います。

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