『ゆるキャラ大図鑑』 みうらじゅん
ぺこちゃんや、サトちゃんのようなキャラクターを日本人はこよなく愛しているんですよねぇ。プロ野球やJ リーグのマスコット、バレーボールのバボちゃん、警察のピーポーくん、こういうメジャー級のキャラクターだけじゃなく、地方自治体やイベントのマスコットも数限りなくいますねぇ。ただし、彼らのデザインとかコンセプトがちとユルいんだなぁ。
みうらじゅん氏は彼らのことを「ゆるキャラ」と命名してしまいました。言い得て妙ってこういうことを言うのだなぁと、少し感心して、後はヘラヘラ笑ってしまいました。
地方の名物とか特産品を売り込むために、ミスコンも良くやってますよね。「ミス・さくらんぼ」とか「すずらん娘」くらいなら、まぁ構いませんが。「ミス・刃物」とか「大根の女王」とかだと、一位になってもあんまり嬉しくないような。(^_^;)
そういう危うい感じがゆるキャラにも溢れてますねぇ。チープな感じ、テキトーな感じ、誰かの熱意だけで生まれてしまった感じ、それが魅力ですぅ!
TVチャンピオンでもやってましたね。また来年もやらないかなぁ、全国大会。
←ハンタマくん(ハンターマウンテン塩原スキー場から来ました)
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みうらじゅんってこういうもの探すのが天才的にうまいと思いませんか?
絵葉書のなかから「なんでこれ?」っていうものをまとめて「カスハガ」(カスのようなハガキという意味)とか「とんまつり」(変なおまつりのこと。とんまなまつりを略して言う)など。
突っ込み大仏や甘えた坊主も笑えます。
そろそろまた「崖っぷち大賞」もやってほしいです。
投稿: ゆみりんこ | 2006年9月26日 (火) 00:00
ゆみりんこさん☆いらっしゃいませ
みうら氏が見つけてくるのは、いずれもゆるさが魅力って感じですね。
みうらじゅん氏自身が「ゆるキャラ」なのでは?と思えてきました。
投稿: Roko | 2006年9月26日 (火) 22:56