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『銃とチョコレート』 乙一

銃とチョコレート
銃とチョコレート
posted with amazlet on 06.10.13
乙一
講談社

 この本を手にとって、まず気がついたのは装幀の素晴らしさです。箱もステキだし、挿絵もいいし。角が丸くなっているページをめくるのって、小学生の時以来かなぁ?

 主人公のリンツくん(そういえば、リンツってチョコレートありましたね。)のお父さんは「移民」なので、いろんな所で差別を受けてしまいます。リンツくんも「移民の子」ということでいじめられることがあります。でも彼には仲の良い友達もいるし、暖かい家族もあって、貧乏だけど明るい毎日を暮らしています。

 彼が住む国では怪盗ゴディバのニュースが連日話題になっていました。この怪盗を追っている探偵ロイズ氏は、国中の人達のヒーローとなっており、子供たちは一度で良いから彼に会いたいと思っていたのです。

 このお話しに登場する人達の名前に、ブラウニー、モロゾフ、ゴンチャロフ、ドゥバイヨル、なんてチョコレートに関連する名前が使われているのも楽しいですね。おまけに、お母さんの名前がメリーですよ!(#^.^#)

 子供の頃に読んだ怪人二十面相みたいなワクワク感が楽しかったです。

 実はわたし、乙一さん初体験なんです。乙一さんの他の作品も読みたくなりました。

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日本の作家 あ行」カテゴリの記事

コメント

Rokoさん、こんばんは。

初乙一さんだったんですね!
ぜひ、ほかの本も読んでください。
そして乙一さんは毎回あとがきがすごく面白いので注目です。

Rokoさん、こんばんは。
乙一さんは「COLLING YOU君にしか聞こえない」がおすすめです(記事あり)。
それと、ぜひ、講談社ミステリーランドのほかの本も読んでみてください(いくつか記事あり、笑)。

ななさん☆あとがきですね!
この本のあとがき、確かに面白かったです!

藍色さん☆オススメありがとうございます。
読みたい本が増えて困っちゃうなぁ。(#^.^#)

こんにちは!
乙一さんってブラックだけど、面白いですよね。
児童書だけど子供に読ませるのには少々悩みます…
挿絵もちょっと怖かったですよね。
特にお母さんが(笑)
でも結構こういうの好きです。

bonさん☆こんばんは
子供って案外ブラックなのが好きだったりしますからねぇ。
挿絵は確かに怖いけど(^_^;)
自分が子供だったときのことを考えれば、これくらいはアリかなぁなんて思います。

Rokoさん、こんばんは♪
TB返しさせていただきました。
初乙一さんだったんですか。
意外ですね(笑)
藍色さんのおっしゃっている『きみにしか聞こえない』いいですよ。
以前は切ない話を書くのに長けた作家でもあったのですが、少し変化してきたかなと思います。

ご投票いただきました、第5回新刊グランプリの結果もTBさせていただきました。
『砂漠』がギリギリ逃げ切りました。
伊坂さんの敵は伊坂さんでした(笑)

第6回もよろしくお願いします。

こんばんは!
このシリーズは装丁がほんと素晴らしいですよね。
何冊か持っているんですが、どれも工夫されていて素敵です。
ただ、ちょっと高めなのでなかなか手が出せないのが辛いところです(苦笑)
怪盗vs名探偵という王道の設定に、乙一さんならではのストーリー展開でとっても楽しかったです。

トラキチさん☆こんばんは
オススメの『きみにしか聞こえない』など、乙一さんの作品をこれからたくさん読みたいです。
新刊グランプリにも、お邪魔させていただきまーす!

エビノートさん☆こんばんは
>このシリーズは装丁がほんと素晴らしいですよね。
他の作品もチェックしなくっちゃね!(#^.^#)

こんばんは。
僕は「夏と花火と私の死体」をオススメしておきます。
初乙一本だったのですが、衝撃を受けました。

あおちゃん☆こんばんは
オススメは「夏と花火と私の死体」ですね。
是非読んでみます。

チョコ好きにはたまらないラインナップでした(笑)。最後の一捻りも効いていて、おお!と思いました!

chiekoaさん☆こんにちは
ホント、チョコづくしでしたね。(#^.^#)
子供向けと言いながら、大人も楽しめてしまう作品でした。

ははあ、これが乙一さん初体験だったのですか?
ぼくは「ふつうの人じゃないから…」と思って読み始め、海外児童物のパターン踏襲にすっかり油断した頃、がつ〜んと来ましたね。
これ以上主人公をいじめるなよ、と祈るようにして読みましたよ。

ディックさん☆こんばんは
>これ以上主人公をいじめるなよ
確かにそういう感じでした。(^_^;
それにしても、海外児童物のパターンを使うなんて、乙一さんもやるもんです!

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