『日記の魔力』 表三郎
日記は書くものであると同時に、いやそれ以上に、読むものなのだ。(本文より抜粋)
わたしにとっての日記は、このブログです。悩んできたことも、辛かったことも、くだらないことも、馬鹿馬鹿しいことも、そのすべてが日記のネタです。どんな本を読んだのか?、どんなところへ行ったのか?、何に興味を持ったのか?記録するからこそ、後から読み返すことができるんです。
日記だから嫌なことを書く必要はありません。誰かに媚びるようなことを書く必要もありません。ただひたすらに、自分の頭の中にあるものを文字にしていくのです。
つまらないことをいつまでも頭の中に入れているから、イライラしてしまうのです。「つまらないことだ」と文字にしてしまえば、頭の中はスッキリします。そうすれば、本当に大事なことだけを考えられるようになります。
過去の自分を見直すのも楽しいものです。去年の今日、わたしは ほめ道をゆく。という本を読んでいました。その日の文章を読むと、あの頃のわたしはこんなことに興味があったんだなぁということが分かってきます。自分を理解する方法として、日記はとても有用なのです。
過去の文章を読むと、それをキチンと覚えているものもあれば、「そんなこと書いたっけ?」みたいなものもあります。自分のことなのに、どうしてこんなに忘れちゃってるんだろう?ということの多いこと!
何度も同じようなことを書いているということにも気が付きます。わたしにとって、これが大事なことなんだな!と再確認してしまうことがよくあります。
日記とは、自分をよりよく知るためのツールであり、自分の向かう道を教えてくれる素晴らしい手引き書なのだと思えてきました。
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