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プロフェッショナル 仕事の流儀

 NHKの プロフェッショナル 仕事の流儀 を始めて見ました。今日のテーマは「ベストセラーはこうして生まれる」です。編集者の石原正康が今夜の主人公です。

 本を書くのは作家の仕事でしょっていうくらいの認識しかなかったのですが、実際に本を出版するためには編集者の存在は大きいのですね。

 作家にアイデアを伝えたり。原稿が出来上がってくれば、それを読んで感想を伝えたり。原稿が遅れるようならそれとなく連絡をとったり。本当に大変なお仕事なんですね。

 石原さんの素晴らしいところは、「誉めることがうまい」という事だと思います。気になるところを注意するのではなく、良いと思ったところを誉める。これって、できそうでできないことです。

 誉めてくれる人に好意を持つのは、それが真実の声だからです。心にもないことを言って誉めたとしても、それは心には残りません。

 寸暇を惜しんで作家へ手紙を書き、電話をする姿が印象的でした。

 本を愛し、作家を愛する編集者がいてくれるからこそ、わたしたちは読書を楽しめるのですよね。

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» 「プロフェッショナル」 編集者・石原正康  [のほほん便り]
多くのベストセラーに携わってきた幻冬舎の編集者、石原正康にスポットをあてて、興味深かったです。 なかでも「文学は毒である」は、けだし至言だなぁ、と感服。 (あっ、もちろん「分量次第で、妙薬にもなりえる」って意味の比喩、だったんですがね) どちらかというと照れ屋で、やや寡黙でさえあるものの「編集者は、助産婦である」と言い切る瞳の力強さ。「作品に惚れこむ情熱」が原動力である旨に、深く感じ入るものがありました。 書きあがった原稿は「全身全霊で誉めまくる!」ってところが素晴らしいです... [続きを読む]

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