『風邪の効用』 野口晴哉
風邪っていうものを、みんな誤解しているようですね。風邪というのは症状の総称であって、特別な病気のことをいっているのではないんです。熱が出たり、ハナが出たり、身体がだるかったり、などの症状があるから、インフルエンザと混同してしまうこともありますけど、全然違うんですよね。
インフルエンザはウィルスが原因ですから、人にうつることもあります。だけど風邪はそういうものじゃないから、うつらないし何型なんてのもないんです。
この本によると、身体のバランスが取れなくなると、風邪をひいて、それでバランスを取り直す。という事を身体が自然に行っているのだそうです。だから風邪をひくと、身体がそれ以前よりも強くなるんですって!
小さな風邪を時々ひくことこそが、大きな病気にならない秘訣だというのですが、しょっちゅう風邪をひいているのも良くないそうで、適当に風邪をひくというところがポイントのようですね。
普通の感覚で行くと、風邪をひいてから治るまでっていうのは数日かかるという感じですよね。でも著者によると、意識ができるようになれば風邪を数時間で治すことができるというんです。
身体のどこかに疲れやら、無理やらが溜まると風邪をひくのだというのは、感覚的には分かっていましたけど、この本を読んで、「なるほど、そういうことか!」と改めて納得してしまいました。
風邪は嫌なものではなく、身体の微調整をしてくれる良いものなのだと知って、ちょっと心にゆとりができたような気がします。身体が必要としているから風邪をひくとは!人間の身体というのは、なんとうまくできているのでしょうか!
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