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『ドリトル先生アフリカゆき」 ヒュー・ロフティング

Dolittle

ドリトル先生アフリカゆき

THE STORY OF DOCTOR DOLITTLE

ヒュー・ロフティング

Hugh John Lofting

井伏鱒二(いぶせ ますじ)訳

岩波少年文庫 21

 ドリトル先生の英国 を読んだら、やっぱりドリトル先生を読みたくなっちゃいました。(*^_^*)

 

 ドリトル先生を始めて読んだのは、確か小学校の3年生の夏だったと思います。この「アフリカゆき」で、わたしはアッという間にドリトル先生のファンになってしまいました。「沼のほとりのパドルピー」に住んでいて、動物の言葉を話すことができるお医者さん。なんてステキなんでしょう!

 

 大勢のサルたちが病気で困っているから来てくださいという依頼を受けて、はるばるアフリカまで駆けつけていくのですが、船が沈みそうになっても、海賊に襲われそうになっても、いろんな動物たちの力を借りて切り抜けていくところは、ドリトル先生の人徳だなぁって思っちゃいます。

 

 オウムのポリネシア、アヒルのダブダブ、ふくろうのトートー、犬のジップ、ブタのガブガブ、サルのチーチー、そしてアフリカから連れて帰ったオシツオサレツ、みんなみんな個性的で楽しくて働き者、いつも喧嘩ばかりしているけれど、いざというときに見せるチームワークは素晴らしいの一言です!

 

 それと、忘れちゃいけないのが、ネコ肉屋のマシュー・マグです。子供のころ、この「ネコ肉屋」という職業がどんなものだか分からなかったんですよ!表を歩いている猫たちの顔を見分けて、契約している猫に餌を与えるという仕事があったなんて、イギリスはペット先進国でもあったんですね。

 

 わたしが高校生のとき、「ネコ屋さん」というニックネームの先輩がいたことを思い出しました。彼はマシュー・マグのファンだったんです!

 

 何十年ぶりに読んでみて感じたのは、ドリトル先生の人の良さです。誰かに頼まれると、とにかく何とかしちゃうんですよね。冷静に考えれば無理そうなことであっても、いつも楽しそうにやっちゃうところが先生の魅力だなぁ!このシリーズは、機会を見て全部読み返してみたいなぁと思います。

 

662冊目

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