銀座から東京駅までブラブラ
ライカ銀座 で William Claxton の写真展「JAZZ」が行われているという新聞記事を先週見つけて、思わず行ってしまいました。行ってみるまでは、ライカのお店は敷居が高い感じがしたんですけど、割と入りやすいお店でホッとしました。(*^_^*)
2階のサロンでこの写真展が行われているのですが、わたしが行った時には誰もいなくて、じっくり写真を楽しむことができました。'60年代の、しかも白黒の写真なのに、被写体になっている人たちが今そこにいるような臨場感を感じる写真ばかりでした。唯一つ違うのは、この写真が撮られた時代に街にあふれていた音楽は JAZZ だってことだけです。
「ウィリアム・クラクストン写真展 JAZZ」
ライカ銀座店サロン
東京都中央区銀座6-4-1
11:00~19:00 月曜定休 03-6215-7070
入場料:無料 開催日:開催中 ~ 4/8(日)
せっかく銀座へ来たのだから、日比谷の三信ビル行ってみることにしました。昭和5年に建てられたこの美しいビルが取り壊されてしまうなんてもったいないよなぁと思いながらビルの中を拝見。
2階のバルコニー部分や天井のアーチが美しくて、本当にほれぼれしてしまいました。
地元の日比谷地区の人たちが中心になって、このビルを残そうという運動もあったのですが、所有者である三井不動産が解体を決めてしまったのです。
以前はたくさん入っていたテナントもほとんど退去し、現在営業しているのは1階のニュー・ワールド・サービスだけとなってしまいました。
どうしてこういうものを文化財として残せないんでしょうねぇ!
晴海通りを横切って、かつてアメリカン・ファーマーシーが入っていたビルがあったところには新しいビルが建設中です。この通りは 丸の内仲通り っていうんですね。ただ今道路をアスファルトから石畳へと改修中です。
この通りにはブランド・ショップが増え、もの凄くお洒落になりました。そういえば 「アカデミー・シネマフェスティバル in 丸の内」 をやっていることを思い出したので、丸ビルを目指します。
映画の中で「実際に動くキャラクター」として撮影に用いられる人形「アニマトロニクス」 がたくさん展示されているのですが、どれも精巧にできているんですねぇ!実際に使われた機械の凄さも素晴らしいですけど、デザイン画や設計図の美しさも素晴らしい!そして、それを作っている人たちの笑顔がとてもステキでした。
SFXで観るアカデミー賞の世界アニマトロニクス展 「IT'S ALIVE」
丸ビル1F MARUCUBE、3F 回廊スペース
2月2日(金)~2月14日(水) 11:00~21:00
そんなこんなで東京駅まで歩いてきてしまいました。東京駅の中にあるステーションホテルは、この3月で営業を休止します。東京駅ができた当時と同じ3階建てに戻す改修工事の為に5年間お休みとなるのです。近すぎてこれまで泊まることがなかったこのホテルですけど、いつか一度お泊りしてみたいなぁ!
現在工事中の 新丸の内ビル は4月27日にオープンですよね。東京駅の丸の内側はどんどん変わっています。東京駅の工事が終わる5年後には、どんな風になるのでしょうか?当分、わたしの散歩のネタは不自由しそうにありません。
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