『ポストオフィスマニア』 森井ユカ
この表紙の写真に注目!!これぞ、Message in a bottle です!
これはフィンランドの郵便局で売っている封筒なんです。ペットボトルの素材で出来ていて、ポストに入るくらい薄いものなんです。なんてオシャレなんでしょう!
この本で紹介されている、フィンランド、スウェーデン、イギリス、フランス、スイス、リヒテンシュタイン、オランダの郵便局は、それぞれに特色があって、独自のカラーが出ているところが面白いなぁって思います。だけど一つだけ同じところがあります。どこの郵便局も、明るくてとってもステキなんです!
日本でもようやく普及し始めた郵送料込みの封筒(エクスパック)や小包用の箱が、ヨーロッパの国々ではもっと進化しているんです。日本のは事務的なデザインしかないけれど、あちらではサイズも色々あるし、封筒や箱のデザインもカラフルで何種類もあって、何かを送る予定が無くても買ってしまいたくなるほど!
ポスト自体のデザインも色々あって楽しいですねぇ!国によって色も違うしサイズも違う。おまけにポストを置く場所が実に様々なんです。車に乗ったまま投函しやすいように低い位置に投函口があるポストがあったり、胴体が透明で中身が見えるポストがあったり、わたしが一番気に入ったのはトラム(市電)のおしりに付いているポスト!これだったらポストを探す必要がなくてとっても便利!
数年後に郵政公社が民間会社になるらしいけど、そうなったらヨーロッパの郵便局を参考にしてオシャレな店舗になってくれるといいんだけどなぁ!
日本ではまだ法律の規制があってできないのでしょうけれど、局内でお菓子や文房具などが沢山売られているんです。誰かにプレゼントしたいけど何が良いかなぁ?と思ったらポストオフィスへGo!ってことのようです。可愛いグッズとカードと封筒を買って、お便りコーナーでカードにメッセージを書き、封筒に入れてポストにポン!そういうのっていいなぁ!
思わず手紙やはがきを書きたくなるような空間の提供ってことを、日本の郵政公社にも考えてもらいたいなぁって思います。そして、お手紙カフェみたいなものができたらいいなぁ!そしてそんなお店をやってみたいなぁとも思ってしまいました。
森井さんのインタビュー・ページを見つけました。→ こちら
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» ポストオフィスマニア 海外の郵便デザインはすばらしい! [日々の書付]
封筒、ポストカード、切手…
どうして、海外の郵便デザインはこんなに素敵なのだろう。
デザイン王国・北欧では、郵便局にカードや封筒、プレゼント用のお菓子まで用意されていて、ちょっと立ち寄った際に、親しい人へプレゼントやカードを贈る事ができる。
表紙に掲載されたボトル(?)は手紙を丸めて入れて、住所を書けば、そのまま封筒として利用できるし、「贈る」ことへの使い勝手のよさ、デザイン、そして遊び心、どれをとってもすばらしい。
確かに、こんなステキなデザインだったら、ついつい手紙やカードを... [続きを読む]
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