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『鴨川ホルモー』 万城目学

鴨川ホルモー
鴨川ホルモー
posted with amazlet on 07.03.12
万城目 学
産業編集センター

 大学へ入学したばかりの4月、タダ酒目当ての新人歓迎コンパをはしごしていた安倍クン。本当は入る気がなかったんだけど、可愛い女の子に目がくらみ、ついつい入ってしまった「京都大学青竜会」。

 最初は大文字山ハイキング、嵐山バーベキュー、比叡山ドライブ、琵琶湖キャンプと、いたってフツーのサークル活動だったのですが、「吉田代替わりの儀」を境目に、その本当の姿が見えてきたんです。

 鴨川だから京都が舞台なんだろうなぁ。でも、ホルモーって何だぁ?てな感じで読み始めたのですが、おばかパワー爆発でサイコーに面白かったですぅ!Abbey Road

 本を手に取ると、まずは表紙デザインに目がとまります。京都の町を歩く4人組、こりゃアビーロードへのオマージュじゃありませんか!横断歩道の感じといい、左側に止まっている車の位置だって、この構図はやっぱりいいんですよ。

 本の扉に「魑魅魍魎は跋扈する」なんて書いてありますけど、信じないでください。怨霊みたいな怖いものは出てきません。(^^ゞ

 モンティ・パイソンとか、オースティン・パワーズなんかが好きだったら、きっとこの本を気に入ってもらえるだろうなぁ!逆にいえば、真面目な人にはおススメしません!

 P.S. レナウンの「イエイエ」を知ってる人だったら、2倍楽しめますよ!

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日本の作家 ま行」カテゴリの記事

コメント

Rokoさん、こんばんは。

この表紙の構図、アビーロードだとは思ってたんですけど
こうやって比べてみるとなるほど!ですね。

私はへっこんだ顔にレーズンを入れるというのが大好きでした。

ななさん☆こんばんは
中央を絞ったような顔って、わたしは肉まんを想像しちゃったんです!
レーズンで生き返るって凄いアイデアですよね!

こんばんは!
吉田代替わりの儀を筆頭に
爆笑・爆笑で楽しく読むことができました~
まさに若さとバカさは紙一重・・・ですね(^_^;)

エビノートさん☆こんばんは
>まさに若さとバカさは紙一重・・・
そのとおりです ヽ(^o^)丿
ホルモーをやっている人って本当にいるかも?なんて思っちゃいました。

Rokoさん、こんにちは。
恋愛あり友情ありのとっても楽しい青春小説でしたね。
レナウンの「イエイエ」、笑えました~。
表紙、アビーロードへのオマージュですよね。
モンティ・パイソンやオースティン・パワーズ!
あぁ、あのテイストですよね!。

こちらからのトラバが届いてて安心しました。
「東京公園」のトラバ、込み合ってたせいか、未着でした(涙)。
お手数おかけします…。

藍色さん☆こんばんは
歴史ある京都だからこそ成立する面白さですね!
このノリが大好きです!

Rokoさん、こんばんは。
得体の知れないタイトルに恐る恐る読み始めたのに、
吉田代替わりの儀からは爆笑の連続。
爆発的なおバカパワー面白かったです。

雪芽さん☆こんばんは
タイトルと内容のギャップは確かに凄いですね。(#^.^#)
イエイエから先はわたしも笑いっぱなしでした。

こんにちは。TBさせていただきました。
1度挫折してしまったのですが、今回は楽しめました。
文章に最初入り込むのに時間がかかったのですが、後半はもうどんどん引き込まれましたね。
万城目さんの恋愛模様が取ってもかわいらしくってすきです。
この作品がデビュー作なんて凄いです。
今度は続編を読みます^^

苗坊さん☆こんばんは
ツボにはまったら、とことん笑えますよね!
「ホルモー六景」も楽しいですよ~。(*^_^*)

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