『知的ストレッチ入門』 日垣隆
知的ストレッチの基本3原則
1.インプットは必ずアウトプットを前提にする
2.うまくいった諸先輩の方法をどんどん取り入れる
3.おのれを知る
ついつい、知識をたくさん詰め込めば良いと考えがちだけれど、何でもかんでもというわけにはいきません。どんな形にせよ、使うことが出来ない知識は無駄だと割り切るって大事なことですね。
少しでもロスを少なくするためには、誰かが試してくれた経験値は使わせてもらうべきです。「こういうことを調べるには、このサイトが便利だよ」とか、「この場合にはこの手法だよ」なんていう情報はありがたく頂戴してしまいましょう。
自分はどんなことをやろうとしているのか?自分はどんな手法を使うのが得意なのか?逆に自分はどんなことが不得意なのか?それを分かっていなかったら、どちらへ向かって進めば良いのか分かりません。でも、何も考えずに生きていると、この一番大事なことを忘れてしまいがちなんですよね。
この3原則はシンプルだけど、実は深いものがあるなぁと思います。常にこの3点を意識するのとしないのとでは、まったく仕事のはかどり方が違ってくるはずです。
アウトプットの手法としては、「話す」こと、「書く」ことがありますが、ブログも書くことの1手段だと考えられます。本を読んで考えたこと、ニュースを聞いて考えたこと、友達と話して考えたこと、それらを文章化することによって、更に考えがまとまるのではないでしょうか?
そのまとまったものを読み返すことによって、自分の頭の中が見えてくるのだと思います。自分は何を考えているのか?自分は何をしようとしているのか?自分は何を目指しているのか?ブログを通して自分が見えてくるって、不思議な感じですねぇ!
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