『一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-』 佐藤多佳子
部活って楽しかったなぁ!苦しい練習なのに、どうしてあんなに楽しかったんだろう?一人じゃないからできたってこともあるし、少しずつだけど自分が進歩していくのが分かるのも楽しかったし、部活の後の買い食いも楽しみだったしね。(#^.^#)
主人公の新二クンは小さい頃からサッカーをやってたんだけど、天才肌のお兄さんと違って、自分には才能がないことが分かっちゃってたんだよね。両親がお兄さんの方ばかりに関心があるのも、「仕方ないよね」と認めてしまって。そういう悲しさをどこにぶつけていいのか分からなかったんだよね。
走るってことは見た目には単純だけど、決してただ走っているわけじゃない。身体の軸をキープし、ペース配分を考え、プレッシャーに負けず、集中力を切らさず。難しいけれど、楽しい、だから止められない!
連の美しい走りに憧れ走り続ける新二クン、まだまだガムシャラなだけだけど、いつか大化けするんじゃないかと楽しみにしてるよ~!
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今日とはちがう明日のために
☆★☆また楽しからずや!★☆★
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2人の天才に挟まれて新二かわいそうと思いきや、
新二も天才じゃんか~★(* ̄m ̄) ププッ
フォームが美しいと感じるっていうのは、
すごいことよ。
あたしはずっと競泳世界にいたけれど、
速い選手のフォームなんて気にしたことなかった( ̄∇ ̄;)
ただただ、タイムばかり気にしていたなぁ。
いま思えば、失敗した!?
もっとフォームに気にすればレベルアップできたかも~
<(T◇T)>わぁああああ
ま、
あたしの話はおいといて、
新二と連が互いの性格を補いながら
物語進行しているところがナイスですね♪
感動のフィナーレを今から期待してます(。-_-。)ポッ
投稿: つたまる | 2008年11月17日 (月) 16:12
つたまるさん☆こんばんは
どんな世界でも、美しさが分かるかどうかって大きなポイントなんですよね。
新二クンには間違いなくセンスがあります。
連の美しさと、新二の力強さはどちらも光ってますね!
投稿: Roko | 2008年11月17日 (月) 19:34