『バベットの晩餐会』イサク・ディーネセン
「ほんぶろ書店にお料理本コーナーがあったら」 企画を眺めているうちに、「バベットの晩餐会」という映画を想い出しました。だいぶ前に見た映画なので、細かいことはすっかり忘れていて、田舎町なのに凄いご馳走が出される話だったよなぁ程度の記憶で、原作を読んだので、あれはそういう意味だったのか!と今頃納得している始末です。(^_^;
1987年度アカデミー賞外国語賞を受賞したこの映画のことをネットで調べていたら、何と9/5までなら、パソコンテレビGYAOで観られるという事を発見しました。もし、まだ見ていないなら是非どうぞ!
ところで、原作の小説の方ですが、ノルウェーの山間に住む2人の姉妹の家が舞台です。ここにバベットというフランス人の女性がやってきて、家政婦として働くことになるのです。最初は「ちゃんと料理を作れるのかねぇ?」と思われていた彼女ですが、数日のうちに凄い料理人だということが分かってくるのです。
宝くじで大金を手にしたバベットさんは、日頃お世話になっている方たちを呼んでの豪華な晩餐会を企画します。それがどんなものなのだか分からないままに呼ばれたお客様達はどうなるのか?気になる方は本か映画をどうぞ。
ところで、この物語を書いた人なんですが、デンマーク生まれで、ほとんどの作品をデンマーク語と英語で書いています。同じ物語でありながら、2つの言語でかなり違う内容になっているのだそうです。
そして、英語版はイサク・ディーネセンという男性名、デンマーク語版はカレン・ブリクセンという女性名を使っています。実際は女性なのですが、アフリカでコーヒー農園経営に失敗して帰国した50歳位から作家になったという変わった方なんですよ。
この本に収められているのは、「バベットの晩餐会」と「エーレンガート」という2つの作品です。どちらもヨーロッパの香りがする不思議な物語でした。
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