『差がつく読書』 樋口裕一
(どんな本でも)どれもがそれぞれの価値を持っている。それを求めている人の手に求めているときに渡れば、それは良書になる。(本文より)
同じ本を読んでも、それを面白いという人と、つまらなかったという人が必ずいます。面白いと思った人同士でも、意見交換をしてみると面白いと思ったポイントは結構違っていて、人によってこんなにも感じ方が違うのだということに気付かされます。
今読んでいる本が面白いと思えるときは、本当に幸せです。電車の中で本を読むことが多いわたしにとって、面白い本を手にした日は通勤時間が本当に短くなります。「あれっ、もう着いちゃった。もう少し読みたかったのに~!」なんてね。
逆に、面白いよって奨められて読んでるのに、ちっとも面白くないときには、「何でこんな本選んじゃったかなぁ?」と思うこともあります。でも、それだって1つの勉強だと思うことにしてます。
世の中には、一生かかっても読み切れないほどの本があります。その中から、どんな本に出会えるのかは、運命なのかもしれません。素晴らしい本との出会いは、一生を決めることだってあります。一冊の本が自分のこれからを変えてしまうかもしれないんですよ!
ステキな本と出会うためには、とりあえずはたくさん読むしかないかなぁ?
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