ネット書評家の実力
個人がブログなどに載せた書評を、多くの人が本を選ぶ参考にしている。本の売れ行きに影響を与えることもあるという「ネット書評家」。出版社も注目する彼らの実力を探ってみた。(日本経済新聞8月27日夕刊「ネット書評家の実力」記事より)
有力な書評家さんのサイトで紹介されると、ネットで注文をする人が殺到し、在庫切れになることも多いとか!
昔は新聞や雑誌の書評の方が一般的だったけど、そういうのって特にターゲットを絞っているわけではないので、自分に合った本を見つけるのってなかなか難しかったんです。
ネット上で自分が気に入った書評サイトを見つけることができたら、そこを参考にしちゃいますよね。「どんな本を読もうかなぁ?」と思ったときに、ネット上で見かけた書評や、Amazon のカスタマーレビューを参考にする事って、今では常識!
この記事を読んでいて思ったのは、「目利きさんの紹介するものなら間違いないだろう」という解釈は、確かにアリだと思いますけど、そればっかりというのは問題かな?ということです。
ある程度の期間はそれでイイと思います。そうやって自分の目を鍛えていって、数年後には自分の目で探すというように進化していかないとね!どんなに素晴らしい目利きさんであっても、その人と自分とは違う人間なんだから、読みたいと思う本はおのずと違って来るはず。
「世間で評判のいい本だから読んでみたけど、大したことないジャン!」という記事をよく見かけますけど、そんなことをわざわざ書くことはないと思います。だって、世の中に本はたくさんあって、モチロン読みたい本もたくさんあって、つまらない本なんか読んだり説明したりするヒマなんてないですもの。
つまらない本なら、つまらないと思った瞬間に読むのを止めちゃえばいいんですよ。悪口なんか言うのに時間を使うのは時間の無駄!楽しい本を読んで、楽しい書評を書く方がいいじゃないですか!
それに、楽しい書評は読む人の気持ちも楽しくさせるんです!自分がその本を読んで得た感動が、どこかの誰かに伝わるなんて、なんてステキなんでしょう!
この記事の中で紹介されていた書評サイト
情報考学
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