『無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法』 勝間和代
労働1時間当たりの平均生産性をとった場合、物価水準考慮後であっても、日本は、同じ人数のアメリカ人が働くよりも売上げが低いという結果が出ているのです。 ~ 中略 ~ これは、日本の従業員がアメリカのそれより能力的に劣っているという事ではなく、その原因の多くは、日本のほうが規制があって集約化が進んでいないためと解釈されています。(本文より抜粋)
ITという言葉はすっかり定着しましたが、本当の意味を分かっている人はまだ少ないような気がするんです。コンピュータや新しい技術を導入することによって、単純作業はどんどん機械がやってくれるようになります。機械は疲れないし、間違いません。ミスをするのは常に人間なのです。
コストが一番掛かるのは人間です。給料を払わなければならないし、福利厚生も、有給休暇も、健康保険も必要です。だから、単純作業に人間を使うのは不合理になってきます。単純作業はドンドン機械化され、その分のコストが下がります。
ところが日本の会社では、まだまだ人間が単純作業をやっています。エクセルで計算すれば簡単なのに、まだ電卓を叩いている人がいます。データベース化すれば簡単に検索できるのに、まだ厚い名刺ファイルをひっくり返している人もいます。
面倒くさいからといって、いつまでも昔ながらの作業を続けていたら、労働時間は増えるばかりです。だって取引先はIT化していて、どんどん処理してしまうんですから。それに付いていくには、労働時間を増やすしかないでしょ。そして疲れ果て、つまらないミスを重ねてしまうのです。
では、コンピュータにできないこととは何なのか?
それは、複数の分野にまたがる知識から判断する意志決定と、リーダーシップでしょう。
その為には、常に勉強し続けなければなりません。「そんな時間がない」なんて言っていたら、自分の自己管理能力が無いと宣言していることになってしまいます。
勉強するのは自分のためです。なのに、できないのは何故なんでしょう?
それは「目標」が見えているかどうかだと思います。「こうなりたい」「アレが欲しい」という目標がはっきりとしないから、行動に移せないのです。
まずは「目標」を掲げることですね!さっそく手帳に書いてみました。よーし、やるぞ!
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