『仕事に活かす!本200%活用ブック』 日本能率協会マネジメントセンター
本を読むのは勉強として?それとも楽しみとして?わたしにとっては両方ですから面白そうだなと思う本は何でも読んじゃいます。だけど、本を読む習慣のない人にとって読書ってけっこうハードルが高いみたいですね。
この本の中でいろんな方が読書について語っていますが、みなさんが共通して奨めているのは「多読」「乱読」です。たくさん読めば、良い本にぶつかる可能性も上がるということですね。
たくさん読むためには、早く読むということも大切ですが、ダメな本の時のあきらめのタイミングというのが大事なんですね。他の人がいくらほめていても、自分にとってつまらない本というのは必ずあります。評判だからとか、ベストセラーだからなんてことにはこだわらずに、読むのを止める勇気って大事なんだなぁ!
つまらないと思いながら読み続けても、辛いだけだし、身に付きません。どうしても読まなければいけないジャンルのものだったら、そのジャンルの別の本を探して読んだ方がいいと思います。内容が難しい場合には子供や学生用の本を選ぶという手もあるしね。
この本を読んで、一番気に入ったのは「あえて意外な本を選ぶ」ということです。普段読まないジャンルのものの中には、「新鮮なアイデアが潜んでいる可能性が高い」というのは、なるほどなと思いました。
読んだことのない作家が書いたもの、これまで手を出していなかったジャンルのもの、そういう中からアタリを見つけられたら面白いですよね。
以前、会社の同僚から浅田次郎さんの「勇気凛々ルリの色」と中村うさぎさんの「ショッピングの女王」を貸してもらって読んだ時のビックリ度は凄かったです!だから、読書好きの友達に会うと必ず聞いてしまうんです。「ねぇ、面白い本ない?」
最近は書評ブログをウロウロしながら、面白そうな本を探すことが多くなりました。ちょっと面白いという本は結構あるのですが、「オオ~!」と言うような本は、年間で10冊位しかありません。
これは面白いという本があったら、是非教えてください。どんなジャンルでも構いません。よろしくお願いしまーす。
785冊目
« 『いっぺんさん』 朱川湊人 | トップページ | 『グアテマラの弟』 片桐はいり »
「本・書店・読書」カテゴリの記事
- 『“ひとり出版社”という働きかた』 西山雅子(2021.04.06)
- 『明日の自分が確実に変わる10分読書』 吉田裕子(2021.03.31)
- 『読む時間』 アンドレ・ケルテス(2021.03.21)
- 『心と響き合う読書案内』 小川洋子(2021.01.30)
- 『本の声を聴け ブックディレクター幅允孝の仕事』 高瀬毅(2021.01.13)
コメント