ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

読書Love!

  • 本が好き!
  • NetGalleyJP
    プロフェッショナルな読者
    グッドレビュアー 100作品のレビュー 80%

« ほぼ日手帳2008 | トップページ | 『米原万里の「愛の法則」』 »

『一瞬の風になれ 第三部 -ドン-』 佐藤多佳子

一瞬の風になれ 第三部 -ドン-

 

 

佐藤 多佳子
講談社

 

 

 陸上を始めた頃は、連の走りにただ圧倒されるだけだった新二。だけど練習を重ねるにつれ、彼なりの走りができてきました。監督の三輪先生は「コイツはすごいですよ!」と言うけれど、それがどんなことを意味しているのかが良く分からないままの新二です。

 個人種目の100m、200m、100×4のリレー、そして陸上部の部長として、やらなければならないことがたくさんあります。色んな葛藤もあるけれど、毎日頑張り続ける新二くんはカッコイイです。

 陸上って、見ている方からは単純に見える競技だけど、細かいことに気を付けながら練習をしているんですね。実際の競技場に合わせてコーナーのカーブを描いて走る練習をするところとか、全力ダッシュとか、こんなにもいろんな事をしているんだなぁって関心してしまいました。

 

 なんだかんだといいながらも、部活ってやっぱりいいなぁ!こんな風に1つのことに打ち込めるのって幸せです!

 

 新二と連は、きっと高校を卒業してからも走り続けると思うけど、この高校時代のことは一生忘れないでしょうね。みんなでがんばった思い出は、何よりの宝物ですから。

 この物語はこれで終わりなのでしょうか?更に続きを読みたくなってしまうエンディングでした。

814冊目

 

トラックバック先
☆★☆また楽しからずや!★☆★

« ほぼ日手帳2008 | トップページ | 『米原万里の「愛の法則」』 »

スポーツ」カテゴリの記事

日本の作家 さ行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『一瞬の風になれ 第三部 -ドン-』 佐藤多佳子:

« ほぼ日手帳2008 | トップページ | 『米原万里の「愛の法則」』 »