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「生かされている」ということ

 先週の土曜日に中学校の同期の忘年会がありました。今回は34名参加でした。中学校を卒業してはや35年。毎年大勢集まれることの幸せを感じています。

 中学生の頃、それぞれにいろんな問題を抱えて、それなりにいろいろと悩んでいたこともあったろうけど、でもみんな割と楽しく毎日を過ごしていたなぁって思います。少なくともみんな学校が好きでした。とにかく学校へ行けば友達に会えるというのが楽しみでしたからね。

 40歳を過ぎてから、「ねぇアイツどうしているの?」と消息を尋ねてみると、実にさまざまなんですね。病気や事故で亡くなってしまった人もいれば、重い病気を克復した人もいます。

 自分が今元気に生活をできていることを、若い頃は何の疑問も持たずにいました。でも、毎日生き続けているということはものすごくラッキーなことなのかもしれません。

 忘年会で友人と話をしている中で、「生かされている」という話になりました。何故自分が今ここにいるのかは分からないけれど、何か意味があって生かされているのではないか?とね。

 自分がこうして生きているということは、何か使命を与えられているのではなんて、勝手に想像しています。

 一人一人、全員が違う人生を歩んでいます。家族であろうと、どんなに仲良しであろうと、同じ人生はありえないのです。どんなことであれ、自分にしかできないことがきっとあるはずです。

 それが何であるのかは、生きている間は分からないのかもしれません。それでもいいんです。わたしたちは、それを理解するために生きているのではないのですから。毎日を必死に生きる為に生まれてきたのですから。

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