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『キラー・リーディング』 中島孝志

キラー・リーディング

中島孝志

実業之日本社

 とにかくたくさん読むことがキラー・リーディングの基本です。

 どんな本が良いのかは、その人によって違うから、結局は読んでみるしかありません。たくさん読めば、それだけ良い本に当たる可能性が上がります。

 とはいっても、何でもかんでも読めばいいというものでもありません。評判がいい本だからと思って手にしたのに、どうも違うなぁと思うことって絶対にあります。そんな時に、「読むのをやめる勇気」というのも大事です。

 「1冊を読み始めたら、次の本は後で」なんて考えなくってもいいんです。家ではこの本、電車では別の本、週末はゆったりとあの本、なんて同時進行したっていいんですよね!

 本を読む方法なんて、いくらでもあります。寝転んで読んだって、お風呂で読んだって、朗読を聴いたって、何だっていいんです!

 

インテリジェンスをゲットする3つの習慣
 ①考える習慣
 ②総括する(まとめる)習慣
 ③メモる習慣

 

 本をどんなに沢山読んでも、読みっぱなしじゃ意味がありません。その本に書いてあったことを自分なりに解釈しないとね。その通りだと思うも良し。ちょっと待てよと思うも良し。自分の頭で考えることこそが大事ですよね。

 そして、考えたことを文章にするのも大事です。その時は一生懸命に考えたとしても、しばらくしたら忘れちゃうことばかり!自分の考えを文章にして、それを後で見直すと、いろんな発見があります。

 わたし自身、読書の記録をブログに書くようになって、いろんな気づきがありました。普段は意識していなかったけれど、自分はこういうことに興味があるんだなぁと気づいたり。逆に、こういうことは苦手だなぁと思ったり。

 ブログはネット上にあるものだから、外に向かって発信しているものだと最初の頃は思っていたのですが、実は自分に向かって発信しているものなんだなぁと考えるようになりました。

 本を読むのは、基本的には楽しいけれど、時にはだれてしまうこともあります。そんなときには「読まない勇気」というのも大事なのかもしれません。たまに空白の時間もあったほうが、読書の楽しさが増幅するのかも?なんてね。

811冊目

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