『哲学個人授業』 鷲田清一、永江朗
哲学というと思い出すのは、むかしむかし、野坂昭如がCMで歌っていた「ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか。二、二、ニーチェかサルトルか。」というフレーズです。
哲学書など読んだこともないわたしですら知っている名前が、数多くこの本で紹介されています。
何だか分からないところがカッコイイ!的な興味で哲学につかまってしまう人もいれば、ある言葉に襟首を掴まれて、それをずっと心に秘めて生きていく人もいるってところが、哲学の不思議なところだなぁって思いました。
自分が知っていると思っているものが、じつはいちばん怪しげなもので、「本当のことは何も知らない」と知っている、ということが知っていることだ、という。オルテガの哲学も無知の知の精神そのものだね。
こういうことって、考え出すとどうにも止まらなくなりますね。その止まらなくなってしまう気持ちを、突き詰めると哲学になるってことなのでしょうか?
対象がなんであれ、「一生懸命考える」ということをたまにはしないとね!
848冊目(今年31冊目)
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