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映画 「マルタのやさしい刺繍」

 「マルタの優しい刺繍」をシネスイッチ銀座で観てきました。
 この映画はスイスの映画なんです。スイスの映画を見るのって、生まれて初めてかも?

 マルタさんは80歳、夫を亡くして数か月経つのだけれど、まだ立ち直れないでいます。

 仲の良い友達の助けもあって段々と元気になってきたマルタは、昔からの夢にチャレンジしてみようと思います。

 そのチャレンジとは手作りのランジェリーショップを作ることだったんです。とっても素敵な夢だと思うんだけど、彼女が住んでいるのは田舎町。息子や近所の人たちからの猛反対にあってしまいます。

 町の人たちがビックリするほど保守的で、凄く昔の話みたいに思えてしまうんだけど、この映画は現代の話なんです。新しいことをしようとするとすぐに「無理!」だとか「何を考えているの?」と反対されてしまうのって、どこの国でも同じ何だなぁって思いました。

 でもマルタは頑張るんですよ!

 最初は反対していた友達も、だんだんとマルタを理解してくれるようになってくれます。

 マルタが作る作品も、スイスの景色も、どれもこれもとってもキレイで可愛くって、見ているだけでほのぼのしてしまいました。

 映画の中でマルタが作った旗が、シネスイッチ銀座のロビーに飾られていました。とてもロマンチックな配色で、男声合唱団の旗でこれは恥ずかしいかも?って思っちゃいました。

 いくつになっても、チャレンジすることって大事よねって思える映画でした。そして、友情の大切さもね。

製作年 2006年
製作国 スイス
原題 DIE HERBSTZEITLOSEN
時間 89分
公式サイトhttp://www.alcine-terran.com/maruta/
監督 ベティナ・オベルリ

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日々の書付

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コメント

Rokoさんのブログを読んでからずっとみたかった「マルタのやさしい刺繍」をやっと見ました。
おばあちゃんたちががんばる姿がかわいかったです。( ̄▽ ̄)
ヘタリアによるとスイスは見た目以上に保守的なので、新しいことをやろうとするといろいろ反発があるのでしょうね。
でも新しいことに頑張るマルタとその仲間たち。かっこよかった。
あんな年寄りになりたいです。

日月さん☆おはようございます
おばあちゃんたちが可愛かったですねぇ~
スイスってもの凄く保守的な国ですよね。
婦人参政権が1971年ですよ!アメリカの公民権が決まった1964より遅い (-_-;)
国連にもEUにも加盟していないし、独自の主張を貫いている国だからこそ、こういうストーリーが生まれてくるのかなぁって思いました。

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スイスの田舎町に住むマルタおばあちゃんは夫を亡くした悲しみから立ち直れずにいる。心配した友人リージがマルタおばあちゃんの夢だったランジェリーショップを開くことをすすめるが、保守的な田舎町では変人扱いされるし、友人や牧師の息子からも反対を受ける。けれど、生きる喜びを見つけたマルタを見て、友人たちも新しいチャレンジを始める。 すごくかわいい映画でした。(^^) おばあちゃん映画というより、これはもうガーリー映画です。 マルタおばあちゃんとその友達たちがすごくキュート。 マルタの友人・ハン... [続きを読む]

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