第85回東京箱根間往復大学駅伝競走
箱根駅伝は往路・復路ともに東洋大学の優勝という結果になりました。
そしてその原動力となった5区の柏原竜二くんが、1年生では史上初の金栗四三杯(最優秀選手賞)を受賞しました。
4分58秒差でスタートした柏原くんは、これまでの記録を47秒も更新し、1位で往路のテープを切りました。堂々とした走りは実に見事でした。
20人抜きをしたダニエルくん、「花の2区」で2年連続で区間記録を更新したモグスくんも素晴らしかったのですが、柏原くんの力強い山登りは圧倒的でしたね。
そして、今回注目していた「学連選抜」は9位という高順位で、来年の予選会での本選出場枠を1つ増やすことに成功しました。来年こそ我がチームでというモチベーションのある選手はもちろんですが、川内くん(学習院大)のように自チームで出場する可能性のない選手でも、こうやって箱根を走ることができるって素晴らしいことです。
今回は途中棄権したチームが1つだけでしたが、やっぱりああいうシーンは悲しいですね。大きな大会のプレッシャーにつぶされてしまう選手が毎大会生まれてしまいます。走る練習ももちろんだけど、プレッシャーに負けない心を作るトレーニングも必要なのですね。
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