Biblio Metro(ビブリオ・メトロ)
マドリード市内の主な12の駅にこの図書館があるのだそうです。身分証明書で利用カードを作って利用するところは普通の図書館と同じですが、開架式ではありません。ネットで予約したり、その場で選んだりした本を係員から手渡ししてもらうというスタイルです。
図書館に行きたいけど、遠くて行けないという悩みを持っている人はかなりいると思いますが、こういうアイデアって素晴らしいですよね。たとえ最寄駅ではないとしても、地下鉄の構内にあったらとっても利用しやすいですよね!
他の欧州各国より読書量が少ないことを懸念した公立図書館が、読書習慣の普及を目指してマドリード地下鉄に声をかけて2005年に実現したのだそうです。
このアイデア自体も素晴らしいのですが、この施設自体がまた素晴らしいんです!7.8m×2.5mというコンパクトなサイズですが、ゆるやかな曲線を使っているデザインがとっても美しい!こういうセンスって大好きです!
日本でも、こういう公共サービスが増えるといいなぁって思います。図書館は無理でも、役所とか、郵便局とかがあったらいいなぁ。
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これはうらやましい話ですね。
最初日本の話かと思って、読み始めてがっかり(笑)
最近は新聞の書評サイトも読んでなかったし、みなさんのブログを見てまわるのは3ヶ月ぶりくらいでしょうか。「ディックの本棚」もなかなか更新できず、閑古鳥が鳴いてますし。ブログ開設以来の危機か?(笑)
連休は2日3日と老人用養護施設の見学でして、今日からようやく時間の余裕が出てきました。
投稿: ディック | 2009年5月 4日 (月) 13:32
ディックさん☆こんにちは
介護の問題って本当に大変ですものね。
頼めることは人に頼んで、自分でなければできないことだけやろうという位の気持ちでいた方がいいと思います。
ディックさんも奥様も無理をしないでくださいね。
お父様のためにも、笑って介護ができる方法を見つけてくださいね。
投稿: Roko(ディックさんへ) | 2009年5月 4日 (月) 14:49
こんにちは。私は南米チリのサンティアゴに留学している学生ですが、サンティアゴの地下鉄には2012年6月現在、20を超えるBibliometroが存在し、年間3000ペソ(およそ500円)で利用可能で、朝九時より夜九時まで毎日あいています。毎日盛況で、ほぼつねに5-6人の人だかりができています。日本のJRでも、SUICAを有効活用した似たような事業が展開されることを願っています。
投稿: Minami Hattori | 2012年6月 8日 (金) 06:42
Minami Hattori さん☆初めまして
サンティアゴにも Biblometro があるんですか、羨ましいなぁ!
JRは公共サービスよりも収益重視なのでねぇ (^^ゞ
ここは、都営地下鉄あたりに頑張ってもらいたいですねぇ。
ステキな情報、ありがとうございます。
投稿: Roko(Minami Hattoriさんへ) | 2012年6月 8日 (金) 07:53