『ブーリン家の姉妹 上・下』フィリッパ・グレゴリー
ブーリン家の姉妹〈上〉 (集英社文庫)
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フィリッパ グレゴリー Philippa Gregory
集英社
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ブーリン家の姉妹〈下〉 (集英社文庫)
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フィリッパ グレゴリー Philippa Gregory
集英社
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ヘンリー八世の2番目の妻アン・ブーリンと、その妹メアリー・ブーリンの物語です。
イングランドはカソリックの国なので、本来は離婚や再婚は許されません。たとえば、1936年に即位したエドワード8世は、離婚歴のある女性と結婚するために王位を捨てたことで「王冠を賭けた恋」として有名になりました。チャールズ皇太子はどうなるのでしょうね?
ヘンリー八世は王妃のキャサリンを愛していたのですが、何故か男の子が生まれるとすぐに死んでしまい、後継ぎがいないのが悩みの種でした。その心の隙に送り込まれたのがブーリン家の美人姉妹。最初は妹のメアリーが愛人となったのですが、姉のアンは王妃の座を狙ったのです。
キャサリンとの離婚問題でローマ教会から非難を浴び、嫌気をさした八世は英国教会を設立し、そのトップに立つこととなりました。まぁ、やりたい放題ってことですね。
そんな王様を中心にした世界で生き抜いていくことに命をかけたアン、そんな世界に嫌気がさしたメアリー、2人の人生は対照的でした。
ヘンリー八世は確かにひどい王様でしたが、彼の周りの人たちだってみんな腹黒い人ばかり、姉妹の両親だって自分の娘たちを道具としか考えていないしね。そんな世の中に生まれなかったことを感謝するばかり!
映画で姉妹を演じているこの2人、ピッタリ過ぎて怖いくらいですねぇ!
わたしがヘンリー八世の存在を知ったのは、リック・ウェイクマンのこのアルバムからでした。
1020、1021冊目(今年55、56冊目)
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