『実践 自分の小さな「箱」から脱出する方法』 アービンジャー・インスティチュート・ジャパン
あなたが持ち歩いている「箱」は?
「私」は、人より優れている。「優越」の箱
「私」は、~してもらって当然、価値がある。「当然」の箱
「私」は、人によく見られたい、人の目を気にする。「体裁」の箱
「私」は、人より劣っている。「劣等感」の箱
全部です (^_^;)
自分に都合が悪いことから逃れるために、人は「箱」に入ってしまいます。そして、いつも箱を持ち歩いていると、その箱なしでは生きていけなくなってしまいます。
箱の中に隠れてしまえば、イヤなものとは出会わずに済むし、いつでも自分のことだけ考えていればいいので、とってもラクチンだと思うようになります。だから益々箱から出られなくなってしまうのです。
他人からは見えているのに、自分にだけ見えていない「箱」の存在。誰かに指摘してもらえたら、それはとても幸せなことです。でも、きっと否定しちゃうんだろうなぁ。(^_^;)
「箱」の中に引きこもって生きていくって実に悲しいことです。何かで困ったとき考えてみるべきなのは他人の何かではなく、自分の「箱」なのです。
最近、わたし自身の箱を1つ発見しました。何でそんなことを考えてたんだろう?って、今となれば分かりますが、それまでは見えてなかったんですよね。この箱を捨てて、肩の荷が少し軽くなったような気がします。(*^^)v
1030冊目(今年65冊目)
« ゴーヤ日記4 | トップページ | 『プリンセス・トヨトミ』 万城目学 »
「心・脳・身体」カテゴリの記事
- 『「指示通り」ができない人たち』 榎本博明 24-307-3333(2024.10.28)
- 『まとまらない人』 坂口恭平 24-292-3318 (2024.10.13)
- 『ストレス脳』 アンデシュ・ハンセン 24-142(2024.05.17)
- 『なぜ、「回想療法」が認知症に効くのか』 小山敬子 24-124(2024.04.29)
コメント