レス・ポール氏94歳で永眠

　エレクトリックギター「レスポール」の開発者であり、伝説のギタリスト、レス・ポール氏が、13日、肺炎の合併症のため、ニューヨークの病院で亡くなりました。享年94歳でした。

　1930年代後半にトリオを結成し、ニューヨークに進出。1940～1950年代にかけて、妻の故メリー・フォードさんと、「モッキン・バード・ヒル」や「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」などのヒット曲を生み出しました。　

　レスポールというギターなしには、現在のポピュラー音楽はありえません。ギターだけでなく、多重録音の技術なども、レス・ポール氏は多大なる貢献をされています。

　詳細は、映画「レス・ポールの伝説」の記事を見てくださいね。

　特にロックの世界では、レスポール愛用者は数知れず・・・

　音楽業界からは追悼の言葉が多く寄せられている。ガンズ・アンド・ローゼズの元ギタリスト、スラッシュは、「自分の知っている中で、最も素晴らしい人物の１人だった」とコメント。ギタリストのジョー・サトリアーニも、「元祖ギターのヒーローで、最も優しい魂の持ち主だった」と述べた。（ロイター電）

　90歳を越してからもライブ活動を続けていたレス・ポール氏は、音楽を愛し、音楽のために生きた方でした。ご冥福をお祈りいたします。