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『文章は写経のように書くのがいい』 香山リカ

 自己愛的傾向を持つ人に関するアメリカの精神医学の論文を読んでいたら、「顕在的自己愛を持つ人のほとんどは俳優になりたいと、潜在的自己愛の人の大半は作家になりたいという願望を持つ」という記述に出くわしたことがあった。(本文より)

 わたしはこのブログ以外にもいくつかブログを運営しています。その中に。あるグループの為に作ったものがあって、記事自体はわたしが作成していますが、それに対するコメントは誰からでももらえるようになっています。でもカキコミをしてくれるメンバーって固定してしまっているんです。

 そこで、「ブログにコメント書いてくださいよ」と度々呼びかけているんですが、なかなか書いてもらえないんです。カキコミを良くしてくれるメンバーも同じように呼びかけてくれているんですが、「見てるだけで楽しいから」という返事が多いんです。

 でも本音は「文章を上手く書けないから」とか「文章を書くのが面倒臭いから」なんですよね。

 文章を書くのって難しいという思い込みを持っている人って本当に多いです。それって、いきなり「分かりやすい文章」とか、「面白い文章」を書こうと思っているから難しいと思っちゃうんじゃないですか?

 「それ、わたしも好きです」とか「自分には合いません」という意味のことを書くだけなら実に簡単なことです。要は「書いてみる」という気持ちを持てるかどうか?なんだと思います。

 香山さんも書いてらっしゃいますけど、ウケようと思って書いたものより、つまらないと思っている普段の自分を書いた方が面白いことが多いんです。

 自分にとって習慣化されていることが、他人の目から見るともの凄く変な事って良くあるんですが、その面白さは自分だけでは発見することができないものなんです。そう、自分以外の誰かに発見してもらう必要があるんです。

 自分が発言した何かにツッコミを入れてもらうことから面白いことが始まるんだから、何かを発信することが大事なんです。

 この本のタイトルのように、毎日淡々と文章を書くうちに様々な発見があったり、段々と文章力がついたりするのは間違いないんですから、皆さん文章を書きましょうね!コメントくださいね!ブログ始めましょうね!

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コメント

はい。僕も頑張って書いてみます!  なんてね。
 いやぁ、でも、これ凄く分かりますよ。自分とこのサイトもどちらかというと書いてくれるメンバーってかなり限られてきますもん。アクセス数だけ見ているともっとたくさんの人が見てくれているはずなんだけれど、限られてしまいますもんね。
 なにげない事や、ちょっと思ったこととか書いてくれたらホストとしては嬉しいし、書く方にも何かのきっかけになったり、ちょっとした双方向のやりとりがあって楽しいことがあったりするかもと思うので、是非書いて欲しいものです。

樽井さん☆そうなんですよ!
「いつも拝見しています」なんて言われるよりも、何でもいいからカキコしてくれる方が何杯も嬉しいのにねぇ~!
思っているだけじゃ何にも始まらないんだもの、コメントに書き込むことだって「小さな一歩」ですよね。

ぼくも「ディックの本棚」では、本の感想を主体に書いているわけですが、一定のペースでブログの記事にしていますし、いつもいつもおもしろい本ばかりではないわけです。通り一遍の紹介記事になることも多いわけですが、感動した本、是非とも紹介したい本、とてもおもしろかった本、宗教や思想に関する内容で真剣に考えさせられた本というのは、感想を書くときに慎重になり、力が入ります。自然と出来映えが違ってきます。
そういう本についての感想は、いただくコメントで内容の伝わり方がわかりますし、読んでみようというコメントも多くなってきます。
以前は niftyの本の感想を言い合う会議室に参加していて、そちらではかなり揉まれました。
あのくらい真剣に書く、ということが、最近は少なくなったようです。

ディックさん☆そうなんですよ
わたしは面白いと思った本の感想しか書けないので、どんな本についても感想が書けるプロの方は凄いと思います。
頂いたコメントによって、そうだったんだと気付くことも多いですね。
わたしにとって書くということは、自分の表現である
ということを考えることが多くなってきました。

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