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映画「幸せはシャンソニア劇場から」

 世界大恐慌から景気が悪くなり、閉鎖を余儀なくされてしまった劇場がありました。そこで働いていた人たちはみんな、生粋の芸人であったり、劇場で働くことしか知らない人ばかりだったので、みんな路頭に迷ってしまったのです。

 そして、気がついたんです。劇場を再建するしかないと!

 この映画に登場するのは、いとおしい人ばかり!劇場の裏方をしているビゴワルと息子のジョジョ、面白いんだか面白くないんだか分からないギャグを飛ばすジャッキー、ストライキ運動に燃えているミルー、そして美しい歌姫!

 フランス語の響きってホントに不思議、現代の人が歌っているのに昔のレコードを聴いているような気持になってしまうんです。

 エディット・ピアフがそうであったように、低くてハスキーな声こそがフランスの声なのでしょうか?

 楽しくて、悲しくて、切なくて、温かい気持ちがいっぱい詰まったいい映画でした。この映画の監督クリストフ・バラティエの「コーラス」という映画も面白そう、要チェックです (*^_^*)

製作年 2008年
製作国 チェコ ドイツ フランス
原題 FAUBOURG 36
時間 120分
公式サイト www.chansonia.jp/
監督 クリストフ・バラティエ

@シネスイッチ銀座

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映画」カテゴリの記事

コメント

う~~ん、フランス語は苦手なんだけど、この映画のストーリーは好きだなぁ。
Styxの「Paradise Theater」というコンセプトアルバムを思い出しました。でもParadise Theaterは復活しなかったけど・・。

劇場って不思議!そこにあるときは何とも思わないのに、なくなってしまうとぽっかり大きな穴になってしまう・・。

ゆみりんこさん☆こんばんは
子供の頃に家のそばにあった映画館が無くなった時の事を思い出しました。
無くなって初めて分かることってあるんですね。
シャンソニア劇場で上演されるお芝居や歌も楽しかったけど、屋上から見る街の風景が良かったなぁ!

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